バラを長年栽培し続けていると、株元に苔が生えてきてしまい、見つける都度剥がしていたのですが、梅雨時には手入れが出来ず大繁殖して毎年困っていました。
盆栽なら株元に苔が生えるのは趣が出て歓迎なのですが、鉢栽培のバラには似合わないのです。
何とかならないかと、調べて苔を枯らすスプレーというので「コケトールスプレー」と言うものがあることを知りました。苔を枯らす効果はあってもそれを散布して、バラ本体に影響があっては本末転倒です。
物は試しで、2本購入して昨年から試してみました。天気の良いときに株元に生えている苔に直接スプレーします。スプレーと言っても噴霧器のような霧ではなく、泡が飛んで狙ったところに付着します。これはよくできています。数日たつと緑色のコケが茶色に変色し始めて、枯れました。
本体のミニバラに影響はないかなと観察していましたが、全く影響はないようでした。苔の大部分は枯れますが、少し生き残りが出るようで、また緑色になるところが出ましたので、再度スプレーして、株元がコケの緑でおおわれることは防げました。
今年は、大繁殖する前にということで梅雨に入る前に、苔の生えている所を見つけて、散布して繁殖しないように抑えています。これは良いものが見つかりました。散布した後、雨が降ると効果が無くなるということですので、晴れが続く日を予測して散布することが秘訣の様です。
苔が植木に生えて困られている方にお勧めです。ただし私の退治している苔は盆栽に生える苔で、ゼニゴケには試していませんので効果はわかりません。
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最終更新日
2021.05.25 19:03:02
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