今日の秋のミニバラはカラメラコルダナとビバーチェメイアンです。
どちらのミニバラも色がはっきりしていて、しっかり咲いているよと主張しています。
カラメラ2021.10.3
ビバーチェ2021.10.5
いとうせいこう氏の書いた「ボタニカルライフ」を読み終わり、こうした内容を書きたいと思ったきっかけは、カレルチャペックの「園芸家12か月」を読んだからだという所を読み、私もうんと若いころに読んだ記憶があって、特に園芸趣味は、園芸のカタログを見るところから忙しいという所に共感を覚えたのを思い出しました。数十年前、タキイや坂田の会員になって毎年春秋のカタログを送ってもらって、何を注文しようか楽しみだったことを思い出します。いまでもそのころのカタログは一部保存してあります。
改めてカレルチャペックの「園芸家12か月」の本を引っ張り出して読み始めましたが、こんなことが書いてあったっけかと、驚いています。当時は全部読んでいなかったのか、興味の持てない部分だったのか?今になって読んでみると、園芸家の心理がいろいろ書いてあったんだなとうなずけます。
自分も長い園芸好き生活を送ってきました。広い庭はありませんので、そこでいうコレクター的園芸趣味をやってきました。朝顔、万年青、東洋ラン、西洋蘭、サボテン。当時高級という植物にあこがれていたのでしょうね。バラも早い頃に知って、世田谷の轟バラ園までピースを買いに行きました。その当時はあの有名な育種家の鈴木省三さんが開園したバラ園だったとは知りもしませんでした。
趣味の園芸には数々の思い出がありますが、こうした本を改めて読み直すと、とてもこんな風には書けないなと思いました。でも少しは何か書いてみたいなと思う今日この頃です。