昨日、お話ししていた珍しい鉢植えです。ツワブキの園芸品種で品種名が「神楽獅子」となっていました。
ツワブキ神楽獅子鉢植え
ツワブキ神楽獅子真横から
ツワブキ神楽獅子アップ1
この葉の様子を、言葉だけで伝えるとなるとどう表現すればいいのか分かりません。それで昨日は葉っぱから葉っぱが出ていると表現したのですが、それでは想像がつきませんよね。
よく観察すると葉っぱの葉脈の所から分岐して、新しい葉が出ているようです。こうした現象は他の植物では見たことがありません。金魚葉ツバキにしても一枚の葉が変形したものですし、万年青の甲竜の葉にしても中央主脈筋が2枚葉になった感じで、これほど違和感は感じません。
サボテンなどでよくみられる帯化現象も葉ではなく茎が扁平になって生長点がたくさんに分かれます。
これほど珍しい品種は昔だったらかなり高かったろうと思いますが、今回入手できた価格はそれほど高くありませんでした。珍しくても地味だからでしょうかね。このツワブキがどのように生育していくのか、今が一番良い(珍しい)状態かもしれませんので、しっかりと写真を撮っておきました。