今日も暑いです。日中の暑さは仕方がないですけれど、夜もずーっと30℃以上で熱帯夜が続いています。これがつらいです。クーラーをつけっぱなしで寝るのですが、風が当たって寒くなりすぎたり難しいです。
最近読んで感心した本をご紹介します。青山美智子さんが書いた「お探し物は図書室まで」という本です。青山さんは「木曜日にはココアを」という本で賞を受けてデビューし、そのあと毎年出版して2018年には「猫のお告げは木の下で」、2019年に「鎌倉うずまき案内所」、2020年7月に「ただいま神様当番」、同年11月に「お探し物は図書室まで」その後もいろいろ出版されていらっしゃいます。
最初に読んだのは「猫のお告げは木の下で」という本で、結構面白いなと思ったものです。図書館で借りて読んだ本ですから、ついでにほかの本も読んでみようかと、検索して一連の本を読んできました。人気があるようで本を借りるのに順番待ちをかなりしましたけれど、それなりの価値はありました。
そうした本の中で今回読んだ「お探し物は図書室まで」という本は、かなり良かったというか自分の考え方の為になりましたのでご紹介してみたいなと思ったものです。
内容は5人の人のそれぞれが抱えた悩みを、コミュニティハウスの奥にある図書室を訪れて、本を紹介され、不思議に解消していくストーリー。(1)パソコンもできない、家の中も片付けられない女性、(2)経理部で働いているけれど夢は骨董店を開きたいと思っている若い男性、(3)ばりばり働いていたが産休で復職したあと閑職に回され悩んでいる女性、(4)30歳のニートの男性、(5)65歳で定年退職したあとやることのない男性。
それぞれに出かけて教えられて図書室に行き、不思議な司書に出会い、要求した本とともに別の本も進めてくれる。さらにおまけにフェルト細工をくれる。フライパン、猫、地球、飛行機、カニ。そうしたものが、物語とどうつながっていくのか、悩みがどう解決されていくかとても面白いですよ。
自分のブログを見直して、過去に読書の感想も書いていたことを見直して、今回書き込んでみました。自分のブログをみなしてみるのもいいものですね。
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