昨日、解体工事の騒音から逃れるため、ちょっと遠くの総合ショッピング店に食事兼時間つぶしに行って、その帰りに食品売り場でココナツの実を買いました。お米やめんつゆ、果物などを買っていたのですが、ふと見たら安売りの棚に、ココナツが並んでいたのです。
ココナツって、南国フルーツで、めったに買えるものではないという認識でした。そのお値段を見たらなんとも安い。どなたも買わなかったので、値下げしていたようです。
ココナツは知ってはいましたがそのジュースを飲んだことはありません。試しに飲んでみようと2つ買ってきました。それが次の写真です。
ココナツの実
買ってきたココナツには木製の固いストローが着いていました。それをどこに刺せというのでしょうか。ラベルを見ると丸印をめがけて指すと書いてありました。
ココナツのラベルアップ
その丸印を見つけ刺そうとしましたが、とても繊維が厚く固くて差し込めるものではありませんでした。ネットで調べてココナツのストローを差し方や、実の割方などを調べましたが、どうも状態が違うようです。
皮をむけば殻がしっかりと出てくるのかと、工具のペンチを引っ張り出して少しづつ剥がし始めたのですが、とても剥がしきれるものではありませんでした。
そこでラベルを信じて、ラベルの部分のカををむしり、そこに工具のドライバーの先端がとがったもので強引に差し込んでみましたら少しグサッと差し込めるところがありました。そこにストローが入るのかと差し込み直しても、とても入りません。仕方なく再度ドライバーを差し込みぐりぐりと穴を大きくできないかと試してみました。それでどうやら穴が広がりストローが差し込めるようになりました。
ストローが差し込めた
これで中からジュースが出てくるのかと期待したのですが、そう簡単には出てきません。何度も指し直し位置を変えて、垂れてくる水分をコップに入れました。工夫していると何とか溜まってきて、結果的には200cc入りのコップ摺り切り1敗ほど出てきました。それまでは実を振るとちゃぷちゃぷ音がし、確かにジュースが入っていることが分かります。
向かなくてもよい皮を一通り剥いた裏側です。ここまで向いてくるときも、皮の繊維に水分が含まれているようでジュクジュクしていました。
差し込んだ反対側
こうして、苦労して確保したジュース、さてそのお味は・・・? 香りはまさにココナツの香り。でも味は私の期待したものではありませんでした。家族のみんなも一口ずつ飲んで、味わってみたのですが、誰もおいしいとは言いませんでした。人の好みはそれぞれですので、何とも言えませんが、この味ではさらに実を割り進んで中にあるというココナツミルクを試してみようという気にはなりませんでした。
まあ、でも、南国に行かなければ味わえないはずのジュースが、こうして自宅で試してみることができて、その味を確認できるなど、良い経験ができました。それだけで大満足でした。
あとはこのココナツの実を、このまま乾燥させるとどうなるか試してみようと思って今、日向に干しているところです。あれっつ、雨が降り始めてしまいました。濡れないようにしなければ・・・。