今日から2月。正月早々の大災害や大事故で、ブログを書く気が起こりませんでしたが、月も改まりましたので、少し再開してみようと思います。
以前からいろいろな古本をネットで購入しているのですが、買うたびにお勧めの本が紹介されます。そういうときにしか目にすることがないと思う本が多いので、気になるとついつい注文してしまいます。
そうした古本の中で最近購入して、中で初めて見た言葉がありました。本の題名は「辞書にない「ことばと漢字」3000」という題名の本です。どんな言葉が載っているのだろうと安いのでつい購入してしました。
届いた本をパラパラとめくっている中でこの「磁石花」という言葉に出会ったのです。
磁石花? 何だろう? 家内に聞いてみたら磁石で砂をかき混ぜて、その先端についた砂鉄が花のようになるのを言うのじゃないという意見でした。なるほど、そんな見方もあるなと思いましたが正解は違いました。
正解は「こぶしの花」のこと。こぶしの蕾の先端がみんな北を向くためだそうです。春先に開花するのを農作業の始まりのしるしとしたそうです。ほかにも「こぶしの花見て芋上げろ」と言う言葉もあるそうです。冬の間に室に入れていた芋を取り出すのでしょうか。この言葉がどの地方で使われていたのかは書いてありませんでした。
こんな言葉を知って。本当にこぶしの蕾は北を向いているか、蕾が出る時期になったら確かめてみようと思います。また楽しみが一つ見つかりました。
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