マツボックリのクリスマスツリー
クリスマスもすでに過ぎましたが、今年はマツボックリでクリスマスツリーを作ってみていましたのでご紹介しておきます。松ぼっくりのクリスマスツリー この真ん中のマツボックリ製クリスマスツリーは、先日、カレーライス屋さん兼喫茶店に入ったとき、カウンター席しか空いていなくて、そのカウンターにいくつか並べられていて、販売しているものでした。このカウンターに座らければとても気が付くものではありませんでした。目の前にあるので気になり、店主に聞いたら知り合いが趣味で作ったものだとか。 金色や銀色などいろいろな色合いで作られていたのですが、私はこの深い緑色に雪が積もったような作りが気に入って、買ってきました。そもそもこのマツボックリはどうしたのですかと聞いたら、近所の山で拾ってきたとか。こんなマツボックリがあることを知りませんでした。後で調べたところテーダマツという松のマツボックリのようです。 ここでどうしても知りたかったのは、雪のように見える白いぼってりした部分の作り方。普通の塗料ではこうした感じにはならないはずです。そこで店主のタイミングを見計らって聞いたところ、グルーガンだとのこと。グルーガンの接薬剤は透明だとばかり思っていたのですが、それの白いのがあるそうで、それをこんもりと張り付けているのだとか。 それができるなら我が家に拾って保存してあるマツボックリで試してみるのもいいなと思い、早速色を塗り始めました。しかし、グルーガンは持っていません。たかだかこれだけのためにグルーガンを新たに購入するのもどうかと思っていたら、娘が接薬剤ボンドと絵の具を使って同じ効果が出せると調べてくれました。 木工用の接着剤ボンドと、アクリル絵の具を同量よく混ぜてこんもり乗せるだけ。 それなら出来そうと普通のマツボックリの先端に付けてみたのが左右のクリスマスツリーです。 二度塗りしてこんもり感がしっかりと出ました。調べると使用する木工用のボンドは、普通のボンドより、速乾性のボンドの方がより質感が出るということでした。しかしその時手元にあったのは普通のボンドでしたので、それで試してみました。私的にはこれで十分満足でした。 あとは、飾りつけ。手元にあったパールの球を張り付けてみました。向かって右のマツボックリです。この写真を撮ったあと、左のマツボックリにはガラスビーズでスワロフスキーの様に光るものを色とりどりに張り付けてみました。 本来ならこの真ん中のような大きなマツボックリで作れたら迫力があるのでしょうが、近所に落ちてはいませんし、メルカリで入手も可能なようですが、同じものをたくさん作っても仕方がありませんので、今回は身近なマツボックリでこんなものができるということが分かっただけで良しとしました。興味のある方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか。