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2007.06.26
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カテゴリ:色彩心理

母と子という関係が
どの時代でも
だれにでも
深い絆と傷がついてまわる。







ある
親子のやりとりを見ていて
『この子供はストレス溜まるだろうなぁ』
と思ったことがある。

内気で人見知りで
自分からあまり話をしない。


だれでも
子供だった時があるから
わかると思うが

まだやってもいないことを
先回りされて否定されることほど
子供の感性と自由意志を潰していく。

『あなたの為を思って言ってるのよ』
これもよく聴くセリフ。。。

本当にそうだろうか?




その子供と
いっしょに色を塗ってみた。

色は心の言語。

無意識に選ぶ色が
今の心を伝えてくれる。

ピンク


ぐるぐる、ぐるぐると
まだ円も描けないけれど

しっかり色で
自己主張している。

いっしょにいた
母親に聞いてみた。

『ピンクを多く使っている時は
親にもっと甘えたいと思っていますよ』

驚いていたが納得していた。

赤は火の色。
激しく燃えるような感情を出したいと思っている。
怒りなのか?悲しみなのか?

『この子の好きな赤やピンクを着せてみては?』

この母親は、赤が嫌いだと。。

それ以上話すとセッション状態になるので流したが‥


子供の性格は
とりまく環境によって
大きく変化する、


内向的な子供ほど
心の内に激しいエネルギーを持つ。

色彩は
そのエネルギーを昇華するのに
とてもいい。


子供たちが描く絵を見て

どんな色を使っても
無気味なものを描いたとしても

けっして
ヘンに思わないでほしい。

そうやって感情を出しているのだから。


心配ではなく
信頼して
見守ってほしい。











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最終更新日  2007.06.26 08:42:35
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