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テーマ:父の事(3)
カテゴリ:日記
今朝早くに、亡くなった父の夢を見ました。
父が亡くなったのは先月、8月8日の夜のことでした。その日は病院に泊まるか自宅に帰るか、父の入院先の病院が閉まってしまう時間ぎりぎりまで迷っていました。そんな父の容態が急変したのは、病院が閉まる20分前の事でした。もしあと20分父の容態が安定していれば、僕は自宅に帰ってしまったかもしれません。そうなっていたなら、死に目にも会うことが出来なかったでしょう。幸か不幸か、僕は父の最期を看取ることができました。 父が亡くなってから、後処理に追われて父のことを偲ぶ心の余裕もありませんでした。そんな僕が、父が亡くなってから初めて父の夢を見たのです。 夢の中の父は丸々と太っており、杖を突きながら何事もなく自宅に帰って来ました。実際の父は、亡くなる数週間前から点滴による静脈栄養のみで、ガリガリに痩せこけていました。「喉が渇いたからお茶が飲みたい」と父に頼まれても、誤嚥の原因になるからと飲ませる事を病院から止められていました。今となっては、最後くらいお茶を飲ませてあげたかったと後悔しています。 元気な姿の父の夢を見ることが出来て、本当に良かったです。父の夢が見れたという事は、少しばかり僕の心にも余裕が生まれて、父を偲ぶことが出来るようになったと言うことなんでしょうかね…。 だけどやっぱり、父にはもう少し長生きして欲しかったです。 (C) 2014 KIYO Project お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/09/07 04:39:58 PM
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