MS-05B ザクI(旧ザク) &ボルジャーノン(ギャバン・グーニー専用機)
旧ザクは、機動戦士ガンダムの第3話で、補給部隊のガデムが自分の補給艦パプアを護衛するために出撃する。武器を持たずに肩から突進する「肩タックル」でアムロ・レイの乗るガンダムに攻撃を仕掛けるが、アムロに撃破されてしまう。∀ガンダムではボルジャーノン(ギャバン・グーニー専用機)として登場している。ルジャーナ・ミリシャによって発掘された機械人形の殆どはザクIIに似ていたが1機だけ旧ザクに似た機械人形も発掘されルジャーナ・ミリシャのスエサイド部隊隊長ギャバン・グーニーの愛機として活躍。1/100 MG MS-05BザクI【ガンプラ・マスターグレード】 バンダイ 1/100スケール MG 「MS-05B ザク I (旧ザク) 」 (機動戦士 ガンダム)MG 1/100 MS-05B ザクIザクI(旧ザク) 型式番号 MS-05B 所属 ジオン公国軍 建造 ジオニック社 頭頂高 17.5m 本体重量 50.3t 全備重量 65.0t ジェネレーター出力 899kW スラスター総推力 40,700kg センサー有効半径 2,900m 装甲材質 超硬スチール合金 主な搭乗者 ガデムランバ・ラル黒い三連星 武装105mmマシンガン ザクI専用に開発された電気作動方式のマシンガン(型式番号:ZMP-47D)。ドラム式マガジン(装弾数145発)は横付けとなっている。 280mmバズーカ 対艦攻撃用装備。開戦当初は核弾頭も用いた。射出の際、反動で肩関節へ負荷が掛かるため、右肩部にはバズーカラックが増設された。 ヒートホーク 白兵戦用装備。ジオン公国軍は地球連邦軍との開戦に向けて軍事用MSの開発を決定した。ジオニック社は開発した試作機MS-04を大幅に改良、量産化を見据えて装備類を簡略化したザク (YMS-05) を提出した。対してツィマッド社はそれよりも高性能なヅダを開発したが、トライアル中に空中分解事故が発生、その結果安定した性能を発揮したザクIが採用された。ザクは宇宙世紀0074年2月に試作機が完成、翌年7月に量産化が決定し、8月には1号機がロールアウトしている。開発にはジオニック社からジオン公国軍に佐官待遇で出向したエリオット・レムとスミス・オニザワが携わった。宇宙世紀0075年11月には初期生産型 (MS-05A) 27機によって教導大隊が編成、グラナダに配備され、開戦に向けての搭乗員育成や戦技研究、各種試験が行われ、モビルスーツという兵器体系を確立した。このデータを基にコクピット、装甲材質などの一部改良を施され、MS-05Bとして本格的な量産化が行われた。しかし機体各部の動力パイプを全て装甲内へと内蔵式としたことやジェネレーター出力の低さから十分な運動性能を発揮することができず、キシリア・ザビはこの機体の性能と生産性をより向上させたタイプの開発を要求する。その結果完成したのが出力向上と冷却装置の強化、それに伴い性能全般が向上したMS-06ザクIIである。生産されたほぼ全ての機体が実戦参加をしている。しかしながらザクIIが主力として大量生産・配備されると、機動性の異なるザクIとの混成部隊を編成するのは難しくなった。そのため、ルウム戦役以降は艦隊決戦後のコロニー内の制圧や、後に補給作業などの任務に回されることとなった。しかし、大戦後期になってもザクIを継続して愛用したベテランパイロットも多く、最終決戦のア・バオア・クーでも配備されている。