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中国で再び食品スキャンダル、ニワトリに「バリウム」 同紙によると、重慶市の当局は、ニワトリの消化管から「未知の異物」が見つかったとの消費者からの通報を受けて調査を開始。7日にニワトリ約1000羽を積んだトラック2台を調べたところ、「重晶石」の粉を与えられていたことが分かったという。重晶石は、病院でのレントゲン撮影時などに使われる硫酸バリウムの結晶。 中国では2008年、メラミン入りの粉ミルクを飲んだ乳幼児少なくとも6人が死亡し、約30万人が健康被害を訴えるなど大きな社会問題となっていた。 先月には同じく重慶市のアイスクリームメーカーから、有害物質メラミンが混入した粉ミルク26トン以上が押収されていた。(ロイター)
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パクリ新幹線も、中国の科学技術結晶だと宣言していましたが・・・ 世界最速も結構ですが、安全面に対するコストはどうなんでしょう? 私が一番心配するのは、中国製の弾丸列車が走るレールの品質とメンテナンスです。 例えて言うなら、高性能弾丸を発射する大砲に使われる材料の品質とメンテナンスということになります。 大砲に使われていた部品の品質は良かったとして、交換された部品の品質の保証はどうなのでしょう。結果を深く考えない儲け主義が出てくると、粗悪品の混入率が、バレルまで高まるような気がします。 それに日々のメンテナンスのレベルも、品質維持に重要です。
以前私が設計担当していた商品で、購買担当者から中国系の商社から半額以下のパーツの売り込みがあって、その品質確認の依頼がありました。 台湾メーカーのパーツをまるごとコピーをしたと、言っていたそうです。 それで検査をしてみると、外見は同じなのですが、金属シャフトの材質が良くなくて使えませんでしたが、その話をすると、すぐに材質の改良をしたものを値段が同じで持ってきました。 そうこうするうちに、使えるものになったので、購買の判断で切り替えをしたのです。 様子を見ながら少ロットの購入の時は、納品契約の時の品質が守られていたようなのですが、3ヶ月程すると怪しい情報がユーザーから入るようになりました。 そして検査をすると・・・・ 予想通り、粗悪品が混入していましたが、分析してみると最初にNGをだした物と同一のものです。 事故で混入したのか、故意に混入したのか・・・・ 品質を安定させる気がないのか、それとも、バレるまでやるのか、ホトホト安心ができませんでした。 いくら注意をしても、中国側の担当者は平気のようです。 品質の安定のためにこちらがエネルギーを掛けても、どうやら無料の品質チェックを日本側がやっていると思っているようでした。
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Last updated
2011.05.13 18:22:42
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