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韓国ドラマはもちろん面白いのだが、それ以上に面白く味淡い
深さを感じるのは、ドキュメンタリープログラムだ。 韓国社会の生の姿を知るにはこういうドキュメンタリーが一番 わかりやすく、興味深いのではないかと思う。 特に私のお気に入りは、夜9時ちょっと前にKBSで放送されるド キュメンタリ_インガンクッジャン(人間劇場)だ。 先週は、韓国に10年以上在住する、イタリア人7人家族(父母と 子供5人!)のドキュメントだった。 上の3人は女の子で下の二人は男の子で、長女が23歳、末っ子 の男の子は11歳だから、彼はわずか、1歳くらいで韓国に来た ことになる。 普通の韓国の学校に通う子供たちも、韓国に来たばかりの時は 突然、言葉が通じないストレスが大変だったようだ。 その上、髪の毛の色や、目の色が違うことから興味本位に、髪 を触られたり、目に指を突っ込まれたり、、、 しかし、今ではすっかり韓国語のほうが得意だというくらいに 成長し、大学入試試験も韓国語で挑戦したようだ。 私たち、日本人は見かけはたいした違いがないため、私たちの 子供も、特別珍しがられることはないのだが、、 小学生にもなると、必然的に、日本が過去にどれだけ韓国人を 迫害し被害を与えたかを教わるようになり、そのときに母親が 日本人であるということが負担にもなりうるだろう。 そんな時に、どう乗り越えていくかは、本当に難しいだろうか ら、少なくとも、何でも話し合える親子関係を築いておくこと が重要だと思う。 そのイタリア家族のお父さんも、思春期の息子たちを呼び出し ては、一緒にピザを作らせたりする時間を大切にしている.母 親は娘達と、父親は息子達とライバル関係にあるので一緒にす ごす時間を持つことが重要なんだという。 そのお父さんは、ダンボールで器用に、イタリアの故郷の家を 素敵に作っていた。 確かに、子供達は親の姿を見て育つのだろう。韓国の文化もイ タリアの文化も受け入れて育ったその子供達の姿はたくましく 美しい。 西洋と東洋というまったく違う文化の中で親子とも大変な時を 過ごし乗り越えていったものがあるのだろう。 私達も、同じ東洋圏であっても、私自身も様々な目に見えない 葛藤がある時があるが、それを少しづつでも乗り越えていけた 時の、小さな喜びを通して、一歩一歩前進していける家族を築 けたらなんて、、思ってしまった^^= お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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