カテゴリ:仁川(韓国の日常)
先週の土曜日は王子の通う幼稚園の「ハンマウム カジョクチュクチェ(家族祝祭=運動会)」が催された。 その名のとおり、園児とその家族が参加する運動会なのだが、、、 なんと時間が午後1時30分~6時(実際には5時30分過ぎくらいには終わってくれたので、ほっとしたが、、、^^”) 週末、江華島に行くことが多い、私達としては、なるべく早く終わってほしいという気持ちが正直あったのはいうまでもない。。。 ハン様というと、男はそんなものに参加する必要がないという、一昔も、二昔も前のハラボジ(爺様)タイプなので(ただ単に人ごみや暑いところが嫌いだというのもあるかもしれないが、、)、会場まで送ってくれたが、私達を車から降ろすとさっさっと行ってしまった・・・^^; 普通、最近のアッパ(お父さん)達だったら、会社を早退しても、子供の運動会には駆けつけるというのに、、、仕事があるわけでもないのに、一緒に来てくれないというのは正直、ショックだった。。。 王子がこの幼稚園に通うようになったきっかけも、注文カバン業をしているコモ(ハン様のお姉さん)の取引先ということでの、ご紹介だったので、知っている人もいないまま、今年になって編入学したため、こういう父母が集まる機会は初めてだった。 なので、話す相手もなく、韓国での運動会も初めてなので正直不安だったので、一緒に来てほしかったのに~(><) 午後1時30分からなのに、お昼は一緒に競技が終わってから食べるということだったが、空腹の王子とハン様は、食事をしてから出たので、集合時間に遅れ、到着した時には、すでに園児達の入場行進中だった^^; 行進したあとは選手宣誓、そして、なんと聖火(本当に火がついたたいまつ?)を、先生にサポートされ園児たちが持っていくと、ぱっ~と花火のように火花が上がって、園児たちは風船を飛ばす(なんかオリンピックみたいに本格的で驚いた) 慌てて、行進の列に連れて行き、あとは園児の後ろで見たり、横に行ってサポートしたり、布の上に子供たちを乗せて布を振り上げながら動かして、ゴールさせるという競技もあって、父母が両端を持って動かすのだが、司会者が「まず最初は日ごろの感謝の気持ちを込めて担任の先生からお送りしましょう~」といって、担任の先生(多分50kgは軽く越えてらっしゃる)を、布の上におのせしてお送りした。 さすが先生を尊敬する韓国ならではの風習?といった感じかな? でも、一クラス30人近い子供たちを、乗せて送るのも正直、結構しんどかった。 さすがは家族祝祭というだけあって、父母の参加する競技が50%近くもある。 コボギというグループの、アップテンポの曲にあわせて踊りを踊らされたり、 夫婦の障害物レース、お父さんだけが参加する、探し物ゲーム。 風船が足りなくて、参加できなかったが正直、参加しなくてほっとしたのは、お母さん達だけの足首につけた風船を両チームでお互いに多くつぶそうと争うゲームだった。みんな遠慮なく、アジュンマ(オバサン)パワー前回で本気で争う争う、、 3回戦くらいに分けて、勝ち抜き式に風船が残ったもの同士争うのだが、争う前に、気合を入れるためか?必ず音楽が入り先生達も、太鼓や鐘のような韓国の伝統楽器みたいのを持ってきて、残ったお母さん達を躍らせるのだが、そのノリは半端じゃないのだ。。。^^” そして、それは、おじいさん、おばあさんのための、マッコリ(米や小麦粉などが原料の韓国の伝統酒)ゲームで、おじいさん、おばあさんに、昔の行商のように頭の上にたらいを乗せてやかんを手に持ちはこんでもらい、たどりついたら、トロット(中高年が好むノリのいいアップテンポの曲)で一踊りしていただき、マッコリをご馳走するというゲームでも、本当にノリノリな踊りを見ることが出来る。 回りで一緒に盛り上げる先生達も、おじいさんおばあさん達の踊りに合わせて踊りながら、こういうところにも、年長者に対する侍る姿勢をかいま見せられる。 基本的に韓国人は踊りや歌が好きなような気がするが、そこにも家族全員を尊重しながら一緒に楽しむ姿勢が見られる。 この家族祝祭の2週間くらい前から、家族というテーマで話し合いながら、宿題で「家族になるまで」というテーマで厚紙に折り紙などを貼り、展示物を作ったり、運動会用のミニポスターを作ったりをしてきていた。 韓国では今、第7次教育改革が行われていて、中学で学習する内容が小学校に降りてきて、勉強する内容が難しくなったのはもちろんだが、テーマに沿った立体的な学習をすることが重要視されているので、それは、幼稚園から意識的に展開されている内容のようだ。 私達、親がそういう内容をよく理解して、全体を見つめていかないと、何が必要とされているのかを把握するのが難しい気がする。 ああ、、本当に子育てって親も一緒に学ぶことの連続なのね~ ↑最後の閉めはやはり、これでしょう「綱引き」! 私達のチームは子供たちが負けたので、親達は、かなり必死になって、あれこれ作戦?をたて、見事勝ちました~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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