カテゴリ:食す@韓国
しかし、正直なところ、一番の大きな、きっかけは、やはり韓国に来てから、なんとなく、思い返せば、ハン様とけんかになるときは、恥ずかしながら、いつも私の料理が原因だったからだ。 「もっと、子供にまともなものを食べさせろ~!!!キムチもろくに食べれないじゃないか、、」云々。。。 確かに、一日のうち二食は、私と王子だけの食卓だったから、日本食に偏っていたのは事実だった。。^^; 今は特につわりとまでは、いかなくても家にいたら、ぜんぜん韓国料理を作る気になれない~ってわけで、これは強制的にでも韓国料理を作る環境に追い込まなくては、、、と思い立って、料理は苦手なのにもかかわらず、応募したら抽選に通ってしまったので、少々ハードだが(月から金まで午前中授業があるので)通っているわけなのだ。 予想通りハードな授業で、一時間くらい先生が説明しながら実演するのを見たら、すぐに「はじめ~」って感じで、4人一組の班で、いっせいに実習に取り掛かるのだ。 「包丁で手を切る人もいるから、気をつけてね~」と言う先生の言葉に、まるで暗示にかかったように、見事に先週は、左指を少し切ってしまい、念のため病院にも行って消毒してもらい、大げさな包帯のおかげでで、少しサボらせていただいたが、いつまでもそうしておれずに、今はゴムキャップみたいな指サックをして、取り組んでいる。 一回の実習で2~3種の料理をするのだが、昨日は、去年の人気番組「大長今」で、話題になった「九節板(クジョルパン)」(古来韓国の伝統料理で薄い小麦粉の皮に彩りの良いナムルや牛肉を巻いて食べる料理で、韓国料理ならではの「五味五色」の揃った料理。「五味五色」とは東アジア全域に分布する陰陽五行説と言う、哲学思想からなるもので、五味は辛味 甘味 酸味 苦味 塩味。そして五色とは赤(唐辛子)、青(野菜)、白(卵白)、黒(岩茸)、黄色(卵黄)とされており、まさに栄養価が非常に整ったものと言える宮廷料理で、皇帝のために準備されたと言われている)で、ナムル(野菜)を、0,2cmの薄さに切って、炒めて、最後に薄~いクレープ状の小麦粉をといた皮を作って、そこにナムルを載せて、辛子醤油や、酢醤油をつけて食べるというものだ。 とにかく、細かく切って炒める材料が多いので、時間も手間もかかるのが、韓国料理の特徴ではないかと思ってしまう。 しかし、こうやって、精誠を込めて、食事を準備していく過程を通して、なんだか、「大長今」の時代にさかのぼって、あのテーマ曲を思い出し、こうやって、長今も、皇帝におささげする料理を精誠を込めて作って言ったのかしら、、、なんて思ってしまう。 そして、やっぱり、ハン様や王子に対して、皇帝に侍るように精誠を込めて料理を作って差し上げないと~~~と、反省するのだった。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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