カテゴリ:仁川(韓国の日常)
先週は王子が入学後の始めての父母総会が行われた。
各教室に集まって担任の先生から生徒指導についてのお話があるのだが、、、 30人一クラスに約半数くらいが参加というところだろうか? 遅れてきたり(私もその一人だったが・・^^;)途中で抜けたりする人も多いので最後まで残ったのは10数人といった感じだろうか。。。 先生のお話は、「一年生はまずは学校になれるのが第一なので、私のクラスでは、まずは勉強ができるとか言うよりも団体生活に早くなじんで回りに配慮できる子を褒めます。だから勉強だけできても自己中心的な子はあまり褒められないでさびしい思いをするかもしれませんね」なんて言うことだったので、ちょっとほっとした。 何しろ韓国の小学校といえば低学年でも忘れ物をしたり授業中言うことを聞かないと叩かれたり、廊下に立たされたりとなんかこわ~いイメージしかなかったもので(って慣れてきたらそうなるのかな?) 先日電話したときも、なかなか先生がつかまらなくって、今、教室への回線が故障してることや、先生もいろんな責任分担があったり、大学院にも通われたりして忙しくてつかまりにくいことなどを話されていた。 他にも、親が願う姿に子供がなっていくことをギリシャ神話からとって、なんとかっていう心理学?用語で呼ぶらしく親が常に子供を信頼している態度を見せることが大事なんだとか参考になることをいろいろ話してくださっていたのだが、何しろ姫がものめずらしさからか?じっとしておらず、机の上に座りだしたりして大変だったり、途中、姫の豆乳をネット注文したので宅配のおじさんから携帯に電話が入って不在の際に管理人のおじさんに預かってもらう場合は前もって話してないと受け付けてくれないんだとかいろいろ言われたり、ちゃんと聞き取ることができなくて申し訳ない限りだった。 携帯の電話を切って教室に戻ると、すでに先生の話は終わって、緑のおばさん(学校近所で旗もってする交通整理のこと?)の選出になっていたようだが、残り2日をやってくれる人がいなくて終わることができなかったようだ。 朝のほんの1時間くらいのことだと思うが、誰一人として手を挙げようとせず、おも~い空気が漂っていた。。。 「あと、二人だけです~、誰かお願いします~やってくださった方のお子さんは特別に褒めてあげます~」って、先生もかなり必死だ(それにしても公私混同?) 「本当に誰もいなかったらやってもいいですが、子供負ぶってできますかね?」って我知らず手を挙げて質問してしまった(王子を褒めてほしいというわけじゃなくてこのままでは早く帰ることができなそうだったので・・・^^;) 「大丈夫です、お子さんは私が見ます!」って先生(・・;)(どうやって、生徒見ながらうちの姫を見るのよ???) しかも埋まってないのは9月と11月(まだまだ先じゃ~ん) ふと先日から、今の賃貸マンション(って中古アパートだけど)売りに出されてて、新しい家主が住むことになったらまた引っ越すようになるかもしれないことが頭をよぎった。 う~ん、もし引越しとかなったらどうしようかな(といっても引っ越すとしたらお姉さんのところの下があいてるらしいからそんなに遠くはならないと思うけど、今のところよりはかなり遠いし11月だったらかなり寒いぞ~) 「それじゃあ、大変だから私がもう一回やりますよ」と、他の日も担当しているお母さんが手を挙げてくれて正直ほっとした。 そのあとの、週に一回位の掃除の責任者を決めるときにも、先生は気をつかってか?「私は席をはずしますので、決まったら呼んでくださいね~」と言って教室を出て行かれた。 そこでもやはり率先してやるという人はなく、おも~い空気が漂っていて、オモニ(母親)会ってみんな重荷なのね~なんて実感してしまった。 結局は先ほど、私に代わって緑のおばさんをやってくれるといってたお母さんが周りから押されて?やることになってしまった。 やはり韓国も日本と同じくらい共働き夫婦が多いので、学校の行事などに積極的に参加する人は少なくなっているらしい。 学校からのお知らせにも、「校長先生がご父兄の負担を減らすために、父母親睦会などの行事を減らすことにしました。」などの公示があり、また担任の先生からは「うちのクラスでは、不法贈助金?(いわゆる賄賂のことだろうか・・)はもちろん、一切の差し入れ(例:こどもの日のプレゼントやハンバーガーなどの間食)は受け付けません。経済的に余裕がない児童は心に傷を受ける可能性もあるので、父兄のかたがたが級友がみんなうちの子だと思って共助していただければ有難いです。」とご丁寧な説明が書いてあったので、こういう風に書かないとやっぱり差し入れとか持って行くのが、韓国社会では当たり前の風習なんだろうか? でもこれからは、やはりこういった平等性を立てて、父母の負担をなるべく減らして欲しいのが正直なところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[仁川(韓国の日常)] カテゴリの最新記事
|
|