先週の今日、石津健介さんが亡くなられた。石津健介さんは60年代にVANジャケットを創業しアイビーファッションで若者文化にセンセーションを巻き起こした方。当時、子供ながらコッパンを買ってもらって「VAN」のステッカーをカバンの貼ったりしていたのを思い出した。その後「MEN'S CLUB」で基本を「勉強」しIVY LEAGUEも知った。「MADE IN USA CATALOGUE」が新しい世界に目を開かせてくれた。次いで「POPEYE」が創刊!
「MADE IN USA CATALOGUE」は特に衝撃が大きかった。それは当時情報が少なかったアメリカ文化の集大成でした。「CONVERSE」「KEDS」「MARTIN」「GIBSON」「LLbean」「EddieBauwer」すごく憧れました。十年後くらいに日本でも流行った「COSBY」の紹介までちゃんとしてあったし・・・
本の後半には「SEARS」のカタログがあって取扱商品の量はアメリカの消費文化のすごさを叩きのめされた。そういった商品に囲まれる事を本当に「夢見た」ものでした。「POPEYE」でアメリカ西海岸の「スケボー」「フリスビー」「ジョギング」など遊び方を教えられた。後にインポートに携わる事になったのですがその一番の始まりが石津健介さんだったのです。「T・P・O」とか「系統的にアイテムが合うか」など教えてもらった気がします。ご冥福をお祈りいたします。