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テーマ:ニュース(100230)
カテゴリ:パソコン
ソニーが頑張ってるがまだまだ苦境にある。
その原因のひとつにアナログからデジタルに移行がある。 WLKMANでもHANDYCAMでも複雑な機構のメカが必要だった。 あれだけ精巧に動き、音飛びはなし、耐久性があり、コンパクト。 そんじょそこらの会社の技術では作れなかった。 ところが音も映像もデジタル化されるとテープとかMDではなくメモリーに記録てきる。 ちょっとした会社でCPUとメモリー、既存のハードディスクなどの記憶装置とプログラムで製品が出来てしまう。台湾、韓国、中国でも簡単に製品を作り安く世界中に出荷される。 昔、フォードがベルトコンベア式の大量生産システムを武器に世界を席巻した。同じ車種を大量に作れば作るほど1台あたりの製造コストが下がり利益を得られ莫大な利益をもたらした。価格を下げられるので販売台数が増え相乗効果が得られるいいシステムだった。GMが首位を奪いビッグ3といわれてた時代までそれが通用した。ところがオイルショック、多品種少量生産で故障の少ない日本車の追い上げによってその座を脅かされてきた。わかっていても大量生産で大きな利益を得てるからその体制をなかなか変えられない。 その時代背景で有効だったことは時代、環境の変化でその利点ゆえの欠点で新しい環境に適合したシステムに座を追われる。 ソニーもある面、テープ、MDの技術があるためその技術を無駄にするMP3プレーヤーを主流に据える事が出来なかった。メジャーレコード会社を持ってるため、コピープロテクトに囚われた。でも世の中はデジタルプレーヤーを受け入れる環境に移行していた。一面ではあるけど原因のひとつだろう。今日発表された「コニカミノルタ カメラ事業から完全撤退、αシリーズをソニーが受け継ぐ」このニュースもそういった一因があるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月20日 14時30分44秒
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