米航空2社が経営破たん 原油高で資金繰り悪化
先日、デルタ航空が米連邦破産法11条の適用を申請したと思ったら今度はノースウエスト航空だ。なんとアメリカにある航空7社のうち、UALとUS航空と合わせて計4社が経営再建を図りながら運航を続けることになるという。どちらにしてもこの原油高なんとかしないとまた世界中の経済が失速しそう。中国の影響は大きい! 【ニューヨーク14日共同】経営難に陥っていた米航空大手のデルタ航空とノースウエスト航空は14日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請し、経営破たんした。原油価格上昇に伴うジェット燃料費用増大が経営を圧迫、資金繰りも悪化し、自力再建を断念した。 これにより大手7社のうち、ユナイテッド航空の親会社UALとUS航空と合わせて計4社が経営再建を図りながら運航を続けることになる。 デルタ、ノースウエストとも破たん後も営業を続ける。デルタは営業継続に向け金融機関から約17億ドル(約1870億円)規模の支援を受ける見通し。 両社は今後、破産裁判所の監督下で再建計画の策定を進めるほか、大幅なリストラ策で経営立て直しを図る。 (共同通信) - 9月15日6時45分更新