NUMB3RS 5 「緊迫の救出劇」
あれよあれよと言う間にシーズン5も最終話。先週、ぼーっと見てたら終盤突然目が覚めた、って人はわたしだけじゃないでしょ。ラブラブな二人を割って入ったのは覆面のふたり。強盗かと思いきや、アミタを連れ去った!頭を強打されたチャーリーはアミタを取り戻すこともできず、ドンに電話。青くてガラスが黒いトラック、ナンバーの一部を聞いたドンは即座に部下たちを手配。ほどなくトラックは見つかったが、追い詰められて駐車場で突然爆発。中には女性が2人乗っていたが炎に包まれて助からなかった。検死結果はアミタではないという証拠が出たが、そうなると彼女はFBIに追われる前にどこかで降ろされたということになる。チャーリーたちが襲われた大学構内を検証しているとエジャートンが現れた。彼は爆破したトラックにいた女性ふたりと、その女性ほか数人を囲っているメイソン・デュリエという男の情報を持っていた。女性らは娼婦や家出娘など感化されやすく、アミタがさらわれた経緯がはっきりしない。カード会社からチャーリーのカードの不正使用についての問合せが入る。実はアミタがCPUからチャーリーのカード番号にハッキングして、ニセの情報を入力していた。その品物はどれもチャーリーが購入して、アミタの研究室に置いてあるもの。しかし金額がおかしい。デビッドはコンピューターからチャーリーへアミタが暗号を送ってきたというなら、金額になにかメッセージがあるはずだと言う。金額の示す数字はウェブのIPアドレスだった。アドレスを打ち込むと、アミタが犯人のもとでCPUの操作をしているものがミラー表示させられていた。事件の詳細をアミタはチャーリーに見せていたのだった。****それができるのがなぜアミタだと?へんな犯人でしたが、言いなりになる女性たちもおかしいんちゃう?と思うけど、宗教的にもおかしい人たちはいっぱいいるんでそういうのもあるのかな。それにしてもデビッドとコルビーの決定的な違いがある会話に出ていて笑えた。「ドアを蹴破るだけが捜査ではないとはわかっていても、こういう地道な捜査をしているよりも」「ドアを蹴破っていたい?」という二人の会話。ドアを蹴破るのが心情だそうです。でもデビッドはちょっと違う。アミタはチャーリーのプロポーズにイエスというかどうかはシーズン6までおあずけです。シーズン1で、自宅に何かを取りに大学から戻ってきたチャーリーが、車にアミタを乗せたままあれこれ調べ物をしたり電話したりして、車にいるアミタのことを忘れていたとき、エプスパパが「上がってもらったらどうだ?」と言ったら、車にいたアミタはアミタでぼんやり待ってないで、必死にノートで計算してたっけ。待たされていることも気づかないって雰囲気だった。普通の女性なら、時間の経過で自分が邪険にされていると思って憤慨するでしょ。「いや~~~普通じゃない男の助手でいられる女性の尺度は普通の女性と一緒じゃないよな」と思ったとおりだったわ。あのシーンは結構おもしろい絵面だったです。***今シーズン、NUMB3RSはなかなか面白かったです。4はいまひとつ、、だったよ。*ところでストーリー言っちゃうと過激すぎる「DEXTER」ですが、AXNでは弁護士イーライを演じている、ジョニー・リー・ミラーが「DEXTER 5」ではとんでもない殺人鬼です。しかも表情やヘアスタイルなどの違いはほとんどなし。それで善人と悪人を演じわけるすごさ。というより、どっちもいける顔なのか?飄々とした「善人ぶり」がかえって恐ろしいというほどの人物なんですが、両方をいっぺんに見られません。絶対に混乱するわ。ちょっと前は「プリズン・ブレイク」のシーズン2?とか「メンタル」で精神科医を演じていたクリス・ヴァンスも、ジョニー・リー・ミラー演じるジョーダンの友人で、犯罪の片棒担いでた。まあクリス・ヴァンスはどうみても悪役顔なので(はまりすぎ)ぴったりなんですけどね。突然のキャストに驚かされることは、このところたびたびあります。あとDEXTERで驚いたことというと、シーズン4ではちょっと男前っぽい雰囲気のあったクインが劇ヤセしてて、えらく老けて見えていること。突然おじーさんになってしまったような雰囲気にあれ?って思った。***えーとね。これは木曜の夜に見ましたが、水曜の11時放送もされてました。だから水曜日は忙しくて。(もちろん「MENTALIST 2」も見てます)で、NUMB3RSはこれでしばらく再放送ばっかりになるでしょうから楽しみが減ってしまいますが、もう少ししたら「HOUSE M.D.」の新シーズンが始まりますから。次々に見るものが登場してしまって、お尻に根が生えてしまいそうです。