ベストとショパンのバラード1番のこと
2月2回目の編物教室。先生が、以前編んでいた娘さんの黒と白のセーターの残り糸で段染めのグラデーションの美しいベストを完成されました。糸の長さの都合で装飾は一切ない、メリヤス編みのUネックです。影とか光の都合ではなく、本当に見たままのきれいなグラデーションです。ふわふわで手のひらに乗るほど軽いモヘア。素敵。***自分でもピアノを弾くので、ショパン大好き。バラード1番は昔から結構有名で、ドラマの中ででてきたりしますよね。フィギュアスケートでショパンを演じるのはかなり反対派。なぜかというと、拍がとりにくい。でも今までよくショパンを選んだ選手は多い。曲によっては無理があるよ、そこにジャンプ?と思うことも。だからショパンを使うならピアノではなく、編曲されたもののほうが見ていてクラシック好きには気持ちが落ち着くのです。でも真央ちゃんのバラード1番は腑に落ちるというか、違和感ありません。おそらくですが、曲を大切にしている振付であるからだと思います。そのフレーズのところでツイズル、さすが。とかね。わたしだけかな?と思って、同じくピアノ弾いていた友人に聞いたところ同じような感想を聞けました。ずっと言いたかったのは、羽生くんのバラード1番は、どうしても曲としての陰影を感じないのです。都合のいい場所に都合のいいターンやステップが組み込まれている。演技だけ見てると、そんなんショパンと違うやん、と思う。ジェフリー・バトル氏の振付だそうですが、ジェフ、ごめん。正直な話です。ジェフのファンもごめん。ここ数年、どうしてもどうしても気になっていたこと。羽生くんが何度も何度もこのバラード1番を使うでしょ。使うなら振付もうちょっと変えてくれないかな。タラソワさんなら曲を生かしてくれるような振付にしてくれるんじゃないかな。そうしたら抵抗なく見られるかな。結構つらいです。しつこいですが、わたしはショパンが大好き。つけたしフィギュアスケート男子では金銀2人のメダリストが出ました。そのことと全然違う話でしたが、こんなに金に感動しないのは、それが理由?と自分で思ったのが本音。でも流れてくるTL見て、あ、そうなんだ。自分もそれにひっかかってるわ、と思いました。選手に非はないと思いたいです。そこを言いたいから。なんだかモヤモヤしたのです今後、どんな選手になるかは本人次第だもん。しょうまとネイサン、ボーヤンには今後もがんばってほしい!彼らの演技が大好きだから。