ストラディヴァリウス サミットコンサート2018(名古屋)
3度目の「ストラディヴァリウス サミットコンサート」です。6月7日に行ってまいりました。コンサートとリサイタルについては、、チケットの半券やらチラシやら、A4に入ればプログラムも一緒にファイリングしています。 ところが今回、会場でもぎりを通ったときに頂いた印刷物は 一番上になっていたのは、アンケート用紙でプログラムはなし。 なので、終了したときに 観衆はCD売り場とこちらに殺到してました。公式ホームページによると名古屋の公演についてはBプログラムで、ドヴォルザークの「弦楽のためのセレナーデ」は初めて聴くものでした。感想はですね、一応、2度聴いているので、最初の衝撃は知っています。だから身構えて行ったのにもかかわらず、最初の一音からまたもや衝撃を受けて別の世界へひきずりこまれました。音を文字に表すことはとてもできない、といつも思うのですが、通常聴く音と全然違います。雑味がない、深くて幅のあるなめらかな音のハーモニーは体験しないとわからないものです。ピアニッシモもスフォルツァンドも、柔らかく深く、、底のない透明な泉のようなのです。(語彙がなさすぎて情けない)もう夢のような時間で、現実の面倒くさい様々なことを一切忘れていました。そうそう、チェンバロ協奏曲5番、バッハ大好きだー!!S席ではないのですが、わりあい前の方の席だったおかげでやや弱いチェンバロの音も十分楽しめたし、会場で、あのチェンバロの音がよく聞こえるようにと演奏は少しアレンジしてあったと思います。以前の資料を見たところ、2015年の名古屋公演の際にもプログラムはなく、今回同様に販売されていたようです。で、前回は友人とともにCDを購入したので、プログラムは購入しませんでした。今回もどうしようかな、と迷いつつ、ま、HPで見るか、と購入しませんでした。悪しからず。が、演奏前にプログラムはちゃんと見ておかないとな、と思うことが。。。ま、それはおいといて、、持ってるCDにも入っているヴィヴァルディのふたつのチェロのための協奏曲は圧巻。迫力もあるし、やはり生で聴くと違うなーと。(そればっかりですが)バーバーの弦楽のためのアダージョは涙が出そうだったし。とても満足しました。ただ、ちょっと残念だったのが会場。なんだか空席が目立ちました。それはね、栄じゃなく金山だからじゃないの?しかも開演6時半だと間に合わない人多い。会場で関東からいらしたおっかけの奥様と遭遇し、彼女の話では「サントリーホールは完売よ」とのことでした。名古屋飛ばしって、クラシックでもままあることで、今回の空席の理由はきっと開演時間だと思い込んでいます、わたし。次回はいつになるか、飛ばされないことを切に願います。栄にある愛知県芸術劇場コンサートホールが現在改修工事中らしく、音楽コンサートは別会場に振られてしまうわけでそれで市民会館での開催となったのです。やっぱり音楽ホールじゃなきゃね。。。早く完成してほしいわ。今年の11月25日まではお休みだそうです。