お金を借りる(貸す)ということ
新札を持ち合わせてないから、立替えてもらうとか、お花を頼んでおいてもらったから、今度会ったときに返すわとか、その程度のお金の貸し借りはあると思います。最近は現金をあまり持ち歩かなくてもカードで買い物ができるし、むしろカードによる借金の方が社会問題になっていると思いました。でも10年は合ってない人から電話があって特に前置きもなく、「お金を貸してほしい」と頼まれたのには正直仰天しました。そういう話題とは無縁の人だった(と思っていた)からです。理由を尋ねると「車検を受けるお金がない」と。。。子供たちも独立しているでしょうし、本人も働いているけど、最近は仕事がないというけれどご主人も働いていて、お給料が少ないとか。だけど頼むのがなぜわたし?その人を知っているようで、実は全然知らなかったんだ、と思ったこととお給料が少なくやりくりができないのにその話が本当なら、そのサイクルで生活していたら借金は返せないでしょう。返してもらえないお金は貸せないな、とうまく話を濁して断りました。またその話が本当ではないのなら、真実を借金を頼む相手に伝えられない理由は何か語ることのできない人は信用できません。友人との関係を大事にしている生活をしていて、それまで信用していて人生のどれだけかを共有しているような相手なら絶対に信頼を壊したくありません。でも壊してもせいぜい断絶くらいなら、それくらいなんともない、といいうならそれは友人とは呼べませんよね。実は、20年以上ずっと話をしていなかったやはり勤務先で一緒だった友人としばらく前にLINEでつながりました。彼女は昔とあまり変わりなく、(年だけは経過したから孫ができたとか)それがとてもうれしかったのです。そういう良好な関係だけではないのだと悟った夜でした。