Nさんはおうちで完成されたので、ちょっと暑いのを我慢して着用して現れました。
糸は「手芸センター・トーカイ」で購入された、ロングピッチの夏用段染め糸です。
横編みのベストで、なかなかエレガントな出来上がり。
かたや、3月に風邪をこじらせて2週間休まれて心配した、
最年長者(83歳)のYさんが、以前編んだカーディガンを処分しようかどうしようか、と思って
突然思い立ってほどいた糸で編みなおしたプルオーバーを完成。冬物です。
ついでに言うと、手編みのよさって編み直しができるということですね。
わたしは以前編んだセーターが洗濯で少し伸びてしまい、袖が長くて困ったとき、
先生に袖をやり直すことで体に合わせることができる、と教わりました。
だめになった、と思って着なくなるより、直せばまた愛用できるという良さ。
もっと多くの人にも知ってもらいたいです。
3作目は、もう先週先生が持ってきていたスタークロッシェのバッグ。
何年か前にみんなして編んだときは冬で、ハマナカ・ジャンボニーで編みましたが、
先生は夏らしく、麻で編んだそうです。
この色だともち手が汚れやすいのが難点だそうです。
バッグの口が開いてこないように、フックとボタンつき。
おっきなボタンがポイントです。
麻はいわゆる「麻ひも」だそうで、、手ごろな大きさにするために、
ジャンボニーの編み図より柄を多くして、
あと、底はふわふわしてくるので、段ボールの板を入れているのだとか。
先生は作ったものをフル活用する人です。
どうすれば着やすい作品になるか、使いやすいものになるかを試して、応用して
いろいろと教えてもらえます。
正直、あのスタークロッシェのバッグは冬物としてしか考えていませんでした。
麻でもできるんだー!と目からウロコでした。