テーマ:たわごと(26851)
カテゴリ:日常の中のひとりごと
金曜日の夜、残業から戻って放心状態、食事の手が進まず、パソコン開いてました。
街中のマンションに住んでいますが、よく通りから響いてくる音。 宅配便などのトラックが荷物を下ろして、荷台の扉を閉める音や、台車をひきずる音などはよく聞こえます。 が、9時過ぎにそんな音がするわけないのにいやにぼこぼこやかましい。 なぜか消防車のサイレンまでする。 まさかね?と思ってベランダ側を見たら真っ赤な炎の色が見えていました。 ベランダに出たら、その炎の熱が感じられるほどの大きな炎。 ほんの近くの町に起こった火事が、もう止まらない勢いで様々なものを飲み込んでいる途中、 聞こえてくるのは火のために温度が上がって、いろんな物質が壊れていく音でした。 子供の頃に近所の火事を目の当たりにしたことがありますが、それよりもはるかに大きな火事でした。 何が原因なのか、なぜそこまで大きくなるまで通報が遅れたのか、全くわかりませんが、ともかくとてもショッキングな出来事。翌日近所の誰もがこの事件の話になりました。 火は夜のうちに消火されたのですが、すぐ近所の人は安全が確認されるまで2時ごろまで自分の家にも入れなかったそうです。 わたしの住むところには火による影響はありませんでしたが、上水道に影響がありました。 お風呂の水が少し色が変わり、翌日沈殿していたのはサビのようなもの。 画像は昨日のもの。 検索してみると、火事のために大量の水を使うことで、古い水道管をいつもより大量の水が長時間流されることによって、管の内側にあるサビなどが流されるのが原因だということがわかりました。 が、あまり気持ちのいいものではありません。 たまたま未使用の浄水器があったので、それを台所につけ、台所の蛇口についていたものを風呂の蛇口に付けてみました。 (あ、たまたまじゃありません。自分で購入した浄水器が未使用で、どうしても義理で断り切れずに買った浄水器が台所についてました。この義理っての、断れないはずないんですが) 今夜は火事前と同じ色のお湯のお風呂に入れました。 風呂に浄水器って、初めて。 *** ところで、火事のことがニュースになっていないか検索していて驚いたことがあります。 金曜日の夜中に検索したところ、出てきたのは、個人のtwitterの画像ばかりでした。 そこで、少し別の検索をかけていたところ、 過去に起こった市内の火事に関する、とある記事でした。 それはとある女性がフェイスブックで書いていたものです。 その女性の実家とお父様が経営する建設会社の倉庫が燃えた火事に関する話でした。 火事は倉庫から出たものでしたが、地元の新聞でそのお父様の自宅から出た火事だと書かれていたものでした。建設会社を営んでいる社長の自宅から火事が出たとなると、もう会社を続けるどころか首をくくるしかない、というお父様の言葉を受けて、娘であるその女性が事実と違うと新聞社に訂正記事を求めた、というものです。 新聞社はその回答として、警察が話したものを元にして書いていたもので事実だ、と訂正を断られたということで、警察にも事実を確認したが、警察の答えは「自宅から火が出たとは言っていない」とのこと。 そこで、この話を広く広めてもらって、なんとか新聞社に訂正記事を、というものでした。 最近、マスコミの質が落ちていると懸念していました。 その新聞社では、フェイスブックの威力でその女性が求めた訂正記事が数日後に出たのですが、、、 実は先週もとある記事での訂正とお詫びを読んだばかりです。 オリンピックの最中にも、なんやそれ?な記事を読んで、自分の中の新聞の信用性がガタ落ちなんです。 新聞というものは、事実を報道するもの、想像や創作を混ぜ込んでいくものじゃないですよね。 なんなんだろう?以前テレビ局でも信じられない放送があって、誰もチェックしてなかった最悪な事件があったのを見ましたが、 新聞社にもそういうチェック機構が失われつつあるのかな、とかなり憤りを感じています。 いったい誰が対応しているのか、誰が事実と異なる記事を書いているのか、誰がその記事を出すにあたってOKを出しているのか。 想像を混ぜ込んだ、あるいはおおよその見当で事実だと書いた、となれば、単なる創作です。 自分の想像を記事にしたいと言うのであれば、小説家になればいい。 そんな記事を書いた記者は、自分が新聞記者だと本当に思っているのでしょうか? 反省どころじゃすまされないと思いますが。 javascript:void(0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月17日 00時08分04秒
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