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らる935

らる935

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2019年05月07日
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カテゴリ:映画
スタートレック・ディスカバリーのレンタル、のついでに
何か見よう、映画。。と久々におうち映画館。

2011年2月封切だったけど、
東日本大震災とかぶって、
冒頭の津波シーンのせいで打ち切りになったと聞いてます。
クリント・イーストウッドが監督で、
マット・デイモン出演。見たかったの。でもずっと忘れてた。
しかも内容についてはノーチェックでした。

いや、本当にそりゃ打ち切りになるわ。ってくらい生々しくて
津波シーンでは心臓のバクバクが止まらなかった。
でもそのシーンは見ている時間を長く感じただけで
それっきり。
冒頭だから印象的だし、記憶に刺さるし、、
イーストウッド監督も、まさかそんな恐ろしいことが
また現実になるなんて思いもよらなかったんだと思います。

さてと、それではネタバレ。

海辺へ休暇に出ているカップル。
女性がお土産を買いに行く、と言いホテルを出て
土産物売り場で異変に気付く。
大きな波がかぶさってくる。津波だった。
土産物売り場で出会った少女の手を取って流される女性は
波で少女と引き離されたあと、
不思議な感覚の中にいた。
ぼうっとした人たちの影が見えている、そこは静寂の中。
でも現実には波から助けられ、人工呼吸を施されていた。
彼女はフランスの人気キャスターだった。

マット・デイモンは自分の人生を見失いそうになったため
自分の「能力」を仕事に使うことをやめた男を演じている。
近くの工場で働いている。
が、兄が持ち込んだ、知り合いの頼みを
これっきりだと受け入れて手を取る。
一瞬で、彼の亡くなった家族が誰かわかる。

双子の兄弟、10歳くらい、とてもよく似た仲良しは双子の兄弟。
誰もいない部屋に戻ると、さっき写真館で撮った写真を台所に飾って
大好きな母が喜んでくれるのを待つが、
母は酔いつぶれて帰宅すると、彼らの寝室を覗きもせず
倒れこむように自室にひっこむ。

母親は児童相談所からマークされていて、
時折、担当者たちがやってくるらしい。
母親と別れたくない兄弟は知恵を働かせて
何度もその危険な橋を渡ってきた。

しかしある日、兄が母の使いで薬局に行く途中
不良少年に囲まれて逃げ出し、車に跳ねられて即死する。
ひとり残された双子の片割れは、それから不安と喪失感でいっぱいになる。
現実には母親とは話されて里子に出され、馴染めない。


***


クリント・イーストウッドが監督した作品のいいところは
見た人を嘘に翻弄させないところだと思います。
「見える」という人が信じられない人がいるのはわかりますが、
誰もが死後の世界に興味があるのは否めないはず。
どこかに納得したいと思う人はいるわけで、
そんな事情を抱えた人間が、どこかでつながる、、、という結末に
ちょっとほっとしました。
結論はないわけ。
結論はなくても、同じように悩んでいる人が出会うだけで
ああこの人たちは孤独ではない、と思える。

**

特典映像が本編を超えるほどでした。
監督本人があまりにもレジェンドだもんね。





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最終更新日  2019年05月13日 00時01分11秒
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