新・刑事コロンボ「殺意の斬れ味」
このところ、やたら刑事コロンボネタばかりになるのだが、今日はどうしても終わり方が気になって仕方がなかった。いわゆる”説明しすぎ”と思うのだけど。今日の殺人犯はコロンボさんと同じ警察の鑑識課の人間。しかも犯人をでっちあげるために、そのターゲットの奥さんが共犯になった。今日の謎解きを見ていて少し残念だったのは今回重要になったシーンはカメラワークだけで充分わかるものであるにもかかわらず、物語の最終段階でコロンボさんが説明してしまったことだった。この新シリーズになってから度々登場する飲食店の店主バーニーと従業員に店での顛末を長々と語るのだ。やめて~~これじゃ、日本の2時間ドラマと一緒じゃない。説明はなく、ちょっとした犯人の仕草や行動と効果音や気づいたコロンボさんの表情で充分わかるはず。低年齢層に受けたいがための策だったのか、それとも監督の主義だったのかはわからないがちょっとがっくりした。***毎日暑くてうんざりしているが、地方はもとより東京にお住まいの皆様に同情してしまう。連続真夏日の記録を塗り替えてしまったとのこと。熱中症にかかる人も今年は多いとのこと。ところが熱中症というものの認識が自分の中で誤っていたことに気づかされた。たまたま見ていた報道番組の解説によると、熱中症といって思い浮かべられる多くの意見として、 * 屋外で起こりやすい * 日差しの強いところに長時間いることがいけない * 30度以上の暑さで多く発生するというものがあった。しかし実際は屋外よりも室内で発生する割合がずっと高く、太陽の日差しが直接の原因でもなく、25,6度の環境でも起こりうる症状なのだそうだ。一番気をつけたいのは風が通らない屋内で湿度が高い環境で体温が上がる状態を続けているような状況。人間が汗をかくのは、汗を蒸発させる気化熱のために涼しくなるという自然の摂理に基づいている。ところが湿度の高いところで汗をかき続けても蒸発させる条件が整わないと体温を下げることができないらしいのだ。風のない湿度の高い場所で汗をかく環境に居る場合はなるべく通気をよくして、まめに水分を摂取することが必要だという話だった。夏でも汗をかくのはそれ相応の理由があるのだ。だから快適さばかりを求めて毎日過ごしては健康にあまりよくない、と先日痛感したばかり。ただわたしの場合、汗をかいた状態でスーパーに入り、汗が急激に冷えて(ただでさえエアコンに弱い体質なのに)鼻水が止まらない・・・ということが往々にして起こる。風邪ひいたわけでもないのに、かなり恥ずかしい。