|
テーマ:NBA(1444)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、約1ヶ月ぶりにマジソン・スクエア・ガーデンでニックスの取材。対戦相手はアトランティック地区4位のトロント・ラプターズ。
同地区でビリ争いを繰り広げているチーム同士の対戦だけあって、MSGはガラガラ。 HCブラウンは、試合前の会見で、すでに戦う気持ちも失せたのか、目が死んでいてやや疲れ気味。朝から、デポール大で指揮していたレイ・メイヤーの葬儀に参加するためシカゴに飛び、とんぼ返りでニューヨークに帰ってきたことを考慮しても顔に覇気がない。また、「マーベリーとフランシスは共存できるか」、「来年はどうなるか」など記者からの毎度おなじみの質問に辟易気味。会見は通常15分が予定されているが、この日は7分くらいで引き上げ。 試合前の選手は、練習する選手もいれば、個々に音楽を聴いたり、休憩したり、記者のインタビューに応えたりする選手もいる。(ニックスはインタビュー時間が試合前の45分までと決められている。90分前にロッカールームが開くので、実質は45分だけ。) その中でステフォン・“スターベリー”・マーベリーは、いつも試合前の練習で他の選手とは別に一人だけ最後にやってきて黙々とシュート練習をこなす。完全なるスター気取り。ルーキーのネイト・ロビンソンや将来のスター候補生エディ・カリーは談笑しながらシュート練習をしているのに対して、マーブリーは全くの逆。孤高の天才気分かもしれないが、この態度が、チームを悪い方向に導いていることに全く気づいていない。(気づいているかもしれないが、直そうとしない)最悪だ。 試合前の”スターベリー”マーブリー そして、いざ試合へ。選手紹介の時、“スターベリー”・マーブリーは、一ヶ月前ならチーム一番の人気者で大歓声だったが、HCブラウンとの蜜月が終わってからは、ブーイングの嵐にさらされている。選手は、一応名前を呼ばれるのに合わせて登場するが、“スターベリー“だけは、前の選手が紹介されるかされないうちに入場して、傍若無人ぶりを発揮。それに、通常スタメンの選手は、名前がコールされてコートに入るときによくジャンプして体を合わせたり、何かのパフォーマンスをするが、”スターベリー“だけは誰ともコンタクトなし。完全なハブ状態。 試合は、“パール”・モンローと“クライド”・フレイジャーのようなニックス伝説のバックコート・コンビになれるポテンシャルを持った30ミリオン・タンデム、“スターベリー”と“スティービー”・フランシスはこの日も沈黙。これでは単なる給料泥棒。逆に相手のマイク・ジェームスに37得点を奪われる最低のディフェンスを披露し、敗戦を喫した。 一ヶ月ぶりに訪れて、びっくりしたのが試合後のロッカールームの様子。試合後のロッカールームは、勝者のチームかと思うほど穏やかで笑い声さえ漏れてくる。ありえない。1ヵ月前なら、敗戦後はぴりぴりした状態でロッカールームに入るのも気が進まなかったくらいなのに、完全にプレイオフの望みがなくなった今、この体たらくぶり。すでに怒りも失せたのだろうか。 結局たいしたコメントも残さないまま、明日はオーランドで試合なので選手は足早に退散。 しかし、“スターベリー”だけは、ここでもお約束の一人ぼっちでの囲み取材。これはシーズン当初から替わっていない。それはまるで、給食を食べるのが遅くて、昼休みに行き遅れた小学生のような様。 “スターベリー”は言動が小学生並だな。いや、注意されたことを直そうとする小学生の方がいくらかマシ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|