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テーマ:世界の中の日本(545)
カテゴリ:日本
毛沢東と並ぶ偉大な指導者に、周恩来がいる。彼はその生涯をナンバー2に徹して生き抜いてきた 人物である。彼は中国における権力闘争の原理を骨の髄まで知り尽くしていた。周恩来は ひじょうに早くから共産党主義に身を投じてきた。そして 幾多の政治抗争を経験してきた。中国共産党が権力を握る1949年頃 すでに彼はトォツプになる危険性を熟知していたという。 その周恩来にしても 権力の座はのどから手がでるほど 欲しかったであろう。だが権力には常に失脚という危険がつきまとう。そこで彼は高いところへ登れば登るほど 落ちた時の痛さ ケガの度合いが大きいことを発見した。彼が幾度かの危機に晒されたことはあるが 一度も粛清されずにその天寿を全うできたのも このナンバー2に徹する姿勢を崩すことがなかったからである。著 黄 昭堂 滅亡へ直進する中国 P66~67 上海市トップ解任汚職事件捜査 徹底的に江沢民の力を潰しているわけですね。 「中国の権力は人が 代わっても 構造だけはまったく 変わらない。中国の歴史は覇権をめぐる抗争の歴史であった。」著 黄 昭堂 滅亡へ直進する中国P32より 胡錦濤はどこまではやるのかな?まあ胡錦濤がトップから失脚すれば 同じことが繰り返されるわけですけど・・・。 普通選挙がなく 中国共産党が権力を握り 内部で死闘の権力闘争をしている。たまにはマスコミはこういうことを 声を大にして伝えては。
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最終更新日
2006.09.27 09:17:03
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