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テーマ:ひとりごと(15275)
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米先住民「マンハッタン買い戻す」ーインディアンの大らかさ? 「しかし六十ドルと蒸留水でネイティブ・アメリカンが白人にマンハッタンを売ったというのは誤解である。アメリカ人はそう主張するのだが、司馬さんは実は何もかも知っていて、その主張を信じたかのように見せかけているのかもしれない。先住民であるネイティブ・アメリカンが六十ドルと蒸留酒で白人に認めたものは、そこで魚を獲ったり、草をかったりする、いわば入会権なのである。大らかなどどはとんでもない。ネイティブ・アメリカンには土地所有の観念がなかったのだ。 だが、マンハッタンにやってきた白人たちは六十ドルと蒸留酒をテコになにも知らない先住民を追い出し、マンハッタンを専有してしまった。これはだまし討ち、詐欺である。白人たちはマンハッタンで奪う者をそのままに振舞ったのだ。ネイティブ・アメリカンが怒って入植白人を襲うと、この契約違反をする蛮人どもめ、と皆殺しにしてしまったのである。」著 会田 雄二日本人として言い残しておきたいことP89~90 これは「史上最大のバーゲン」でもなく「インディアンの大らかさ」ではない。白人がマンハッタンを奪ったのである。そのことをちゃんと言って欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.09 12:25:36
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