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カテゴリ:日本
「しかし、前年の2002年頃にはヨーロッパ柔道連盟(以下EJU)会長のビゼール氏がパンアメリカやアフリカ諸国と協定を結び「日本降し」を画策していました。この状況に気付いた全日本柔道連盟から私に、「この状況下で戦えるのは山下君しかいない」という話がありました。・・・ 私は、ビゼール氏の柔道に対する情熱を認めますが、資金力に物をいわせ、決して民主的とはいえない手法で運営し、反対する者は徹底して排除するというやり方に大きな違和感を覚えました。IJFが民主的でなくなるという危機感を強め、対抗馬であった朴氏を支持したのです。つまり、単なる人間性や利害関係といった理由ではなく、IJF及び世界の柔道の発展にとってどちらがリーダーシップをとることがよいのかを判断し、朴氏を支持したのです。この判断基準は、私の信念といってよいものです。・・・ もし私が相手方に寝返ったら、その時点で共に歩んできた友人達の命運が尽きる。それ以上に自らの保身の為に信念を曲げることは出来ない。このことは、私の生き方に関わることです。」 山下氏のブレない姿勢にすがすがしさを感じました。 国際とつくと、どれもいかがわしくなるばかり。日本は国際柔道連盟なんてやめちゃえ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.15 15:11:21
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