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鏡の国の落としあな

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2008.10.06
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テーマ:海外生活(7779)

さて、昨日の続きを書きます。

ばかずきんちゃんは、今朝ピアノの出張レッスンで、教えに行ってたお婆様にねだられ、ベートーヴェンのソナタの第一巻を、ほとんど最初っから最後まで弾かされ、

私は歩くジュークボックスではないのだほえー雫

と横でわめいていますが、ほっときましょう。

それから、旅行記なので、世界史のことをグダグダ書くのは、やめたら~わからん?とばかずきんちゃんがいうので、やめますね。それはまた別の機会にってことで。

さて、そのRiquewihr(リクヴィアー)ですが、ドイツ領だった名残がその地名に残ってます。ドイツ語では、Reichenweier(ライヒェンヴァイアー)と、いいます。

これは、ばかずきんちゃんも知らなかったことで、たまたまそこに展示していた、ナチの時代の出生証明書をみて、知ったのだそうです。

読みやすいように、大きくのせておきます。下矢印


guburtsurkunde.jpg

 

ドイツ民族に子供を授けてくれたあなたの御子の名前は ****で、だの、

忠実なる運命をともにする同胞に、幸いあるよう、だの

ちょっと、凄すぎショック雫

横で天敵ひよこママも、こんな出生証明書、今では考えられないわねしょんぼり~と言っていました。

さて、その横には、こういうのも下矢印


ausstellung 1.jpg

 

アドルフ・ヒットラー通り、という看板が。これはきっと戦後、はずされたのでしょう。

その次は、こういう新聞の切り抜きがありました。下矢印


nazi2.jpg

さて、世界史の授業みたいですけど、この5人のオジサン、それぞれ誰だか分かりますか?

左から2番目のオジサンのこのひげや、右から2番目のこの目の下にくまがあるオジサン、この独特なお顔は、一度見たら忘れられません・・・・・

さて、新聞には大きく見出しに、

           栄光の日がやって来た

と、かいてあります。

これは下矢印連合国軍の勝利を報じる新聞です。


nazi3.jpg

ばかずきんちゃんは、ドイツに来るまで、あまりナチスドイツのことは知りませんでした。

子供のころ母上からプレゼントされた、アンネの日記を読んだのが、ナチスドイツを知るきっかけとなったのですが、バッハや、ベートーヴェンのオジサンの国がこんなんだなんて涙ぽろり~、と当時小学校3年生の、ばかずきんちゃんは、かなりのショックを受けたそうです。

現在のばかずきんちゃんは、ドイツに住んでるせいで、第一次世界大戦、第2次世界大戦のヨーロッパ戦線にかなり興味をもち、いろんな本を買っては、読み漁っております。

アウシュヴィッツの所長であった、Rudolf Höß の自叙伝、ニュルンベルク裁判などなど、機会があれば紹介したいと思ってるのだそうです。

ばかずきんちゃんは、アルザス地方に残ってる、第一次世界大戦の塹壕の後も見に行ったし、記事にものせてますが、ナッツヴィラーのナチスの収容所も見に行ってます。

今ここで、ばかずきんちゃんがいうには、このナチの収容所の記事、まだ終わってないのだそうです。忘れてたんだって、続きを書くのを。

またそのうち書くから、待っててね~んハート(手書き)というようなことを言ってますが、みなさま興味ある?

で、これらを見終わった天敵ママと、ばかずきんちゃんはパパが待ってるので、急いで戻り、またサイクリング続行。

面白いことに、パパは車からカーナヴィを取り外して、それを使っています。

そのナヴィの声が背中のポケットのところからきこえるので、

まるで、しゃべるジャケットみたいだねスマイル

と、ばかずきんちゃんが言うと、ママは、

そういうより、しゃべるおケツよあっかんべー(Sprechende Arschbacke)

っていうので、ばかずきんちゃんは、ガキチャリからずっこけそうになります。

しかしカーナヴィをサイクリングに使うんですかねえ、だのとボソボソ言ってたら、このナヴィは車用車、自転車用自転車、歩行者用マラソンと、分けられるそうで、それぞれの目的、用途にあわせて、使用できるのだとか。

しかし、パパさん、今度はもっと使い方勉強しててねうっしっし~と、ばかずきんちゃんは、さんざん道を間違えてたパパさんに、心の中で言うのでした。

で、最終的についたのは、Kinzheim(キンツハイム)下矢印という村。


kinzheim.jpg

観光客の姿は全然なく、ひっそりとしています。

その村の出口に展示されてる、でたぁ~~~下矢印

 


kinzheim2.jpg

天敵パパと、ばかずきんちゃんは目を輝かせて目きらきら見入っております。

こんなのに興味ないママは知らん振りぷー

キンツハイムの後は一直線に、車をとめてある出発地点の、Ribeauvilleに戻ります。

パパとママは、家に帰ったら、天敵が晩御飯食事をつくってくれてるのではないか、と期待しています。

ばかずきんちゃんはこの天敵ひよこの手料理目がハートたべたことあるけど、も~のすご~く、美味しかったのだそうです。

・・・・・で、家に帰って天敵一家のガレージをみたら、天敵のロードバイクが置いてありました。

そのサドルの高さは、ちょうど私の胸のとこでした。

・・・・・・・天敵、背が高すぎ、足が長すぎ!!!

というわけで、アルザス一日旅行は終わり。

ばかずきんちゃんは、アルザスのことを昨日、今日と書いた勢いで、ナッツヴィラーのことについても、書き終えたいといってますので、次回はこのナッツヴィラー収容所について書きますね。

 






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Last updated  2008.10.07 04:04:41
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