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テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:ヨーロッパ旅行・見聞記
こちらは雪で~す、寒いよぉ ランをしたいのだけど、天敵君が雪のなかのランでずっこけた話を聞くと、ただでさえ足元が不安定な私はよしたほうがいいのではないか?って思うのだけど・・・・・・どうしよう。 さて、昨日の話の続きで旅行の話題になりますが、今日はオーストリアの観光名所をひとつ、紹介させてください。 私個人的にはオーストリアは田舎のほうが好きでして、ザルツブルクなんかも街もいいけど、郊外のこじんまりした村々が可愛くって好きなのです。なんだかイギリスも田舎の村が素敵だって聞きますけど、都会化した街よりまだ村のほうが、昔のヨーロッパの面影が残っているからでしょうね。 さて、オーストリアのドナウ川沿いのヴァッハウ渓谷はNiederösterreich(低オーストリア)州にあります。ウィーンから見ると、ななめ左上の方角になります。 ここはオーストリアの方言でMarillen、ドイツ人にはAprikosenといわないと通じない、アプリコットの産地でもあります(このへんの相互理解は同じドイツ語圏でも大変です)。 アプリコット団子、アプリコットリキュール、アプリコットジャム、 Etc・・・・・・・・・ あ、もちろんワインもですけど。でも ヴァッハウ = アプリコット なんです、私の頭の中では。 で、この渓谷一体はユネスコの世界遺産に指定されているそうですよ。 ここにはウィーンから汽車で来ることも、またドナウ川を船で来ることもできます。私個人のおススメはもちろん、船、ですよ。 美しき、茶色き、ドナウ を眺めながら・・・・・(青き、じゃないの?ってそれはこの後の画像を見たらお分かりです) 下船場所は Dürnstein(デュルンシュタイン)という小さな可愛い村。 ここには、ワインの産地でもありますが何が有名かというと、ドナウを見渡せる谷の頂上にそびえる古城・・・・・・。 このあたりの風景はドイツのライン川中流のコブレンツあたりと似てるかもしれません。 で、このデュルンシュタインの古城はあのリチャード獅子心王が、十字軍遠征の帰りに捕らえられて幽閉されてた、ということで有名なお城です。 そのお城は遥か上のほうにポツン、と建ってます。 さっそく、へたばりながら上ってみましょう。 可愛い村を抜けて山というか、谷というかのほうへ行きます。上り始めの道からみた村の様子
けっこう急な坂ですが、そうキツイってわけではありません。 金比羅さん参りのほうがキツイ様な気がします・・・・・ただ、たこ焼き屋がないのが残念で 上っていくにつれ、ドナウ川が見渡せてきます。 美しき、茶色き、ドナウ~
で、やっとこさ、頂上にのぼると見えてくる荒れた古城・・・ BGMはムソルグスキーの展覧会の絵から、古城にて、をお願いいたします(卒試を思い出すぅ~)。 http://de.youtube.com/watch?v=OK7I284Xf3k それにしても、こんなとこ、幽閉するほうもされるほうも、両方大変だよ、きっと。 雷なんかが鳴る晩なんて、落雷しそうで怖かったんじゃないかなぁ~って。 ゼウス様が遥々ギリシャから遊びに来てくださった、なんて言ってる場合じゃないかも。 これはお城といっても、本当に荒れ果ててるので廃墟なんですけど、この上からの眺めは素晴らしいのでおススメです。 美しき青きドナウ、といえば子供のときに聴いたウィーン少年合唱団を思い出すのです。 私の友達の従兄弟がウィーン少年合唱団に入ってて、1983年度の日本公演に参加したといっていたので、こういう動画をみつけ、その従兄弟君は誰だろう~?って昨日の晩探していました http://de.youtube.com/watch?v=uCxGuYY_1s0 この中の誰かが彼女の従兄弟君に違いないんだけど。ちなみにこの2曲の日本の歌の最後に例のシュトラウスを歌うので、聴いてみてください(それにしても指揮者の先生、もうちょっとピアノを練習してください)。 それにしてもこのボクちゃん達、本当に可愛いね これが、私の水泳の教え子のハナタレドモと同類の男の子とは思えないや・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.02 18:59:34
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