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鏡の国の落としあな

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2009.05.02
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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:芸術


DADAは一切を断言し否定する

想像に湧く一切のものは実在するのである
一切の過去は納豆の未来に包含されてゐる

宇宙は石鹸だ。石鹸はズボンだ
一切は可能だ

 

ダダってご存知ですよね?

あの~デパートの玩具売り場のところでお子ちゃま達がご披露してくださってるあの芸ではなく、イチオウ、芸術のほうのダダ、もしくはダダイズムですが。

中原中也・・・・・・・中学の国語の教科書にでてきました(私はこのお方をなかはらなかや、って初め読んでいましたが)

ダダイスト新吉の詩、あの皿皿皿皿・・・・・ってやつ(この今日の記事のトップにでてるのはその詩の冒頭の部分)

ではシュールレアリズム

マグリット、ダリ・・・・・・・・・

このダダイズムとシュールレアリズムはどちらが先だったでしょう?

うかつなことに私はシュールのほうがダダより先だと思ってましたが、どうやらその逆のようでした雫

ダダは秩序社会、常識への反逆・・・・・・・・・虚無

引き金は第一次世界大戦。

いきなりですが、私は先週末ドイツのBrühlというケルンとボンの中間にある町にあるお城を見に行きましたが、このダダイズムの有名なドイツの画家、Max Ernst(1891~197)はこの町で生まれたのです。

私はそれを知りませんで、駅前のインフォの看板をみてたら、Max Ernst Museum(マックス・エルンスト美術館)ってあって、「なんでこんなところに?」と思って読んでいったらこの画家、この町で生まれたとあるではないですか~~!!

「行きた~い、行きたいぞ~、連れていってくれ~失敗雫」と相棒に懇願するも、残念ながら時間なく見送りとなったわけですが・・・・・・・。

「Max Ernstなんて誰よ、知らんよ、そんなヒト~」ってみなさんお思いでしょうが、この私の駄ブログをきちんと読んでくださってる有難いお方は、多分、過去ログにこのMax Ernstの絵を私が出していたのを、見たことあると思います。

そんなん、いちいち覚えちょるか~ムカッって??

そうでしょうな~ってことで、もう一度ここに紹介させていただきます。


おしりペンペンうっしっし下矢印


1Max_Ernst_The_Virgin_Spanking_the_Christ_Child_before_Three_Witnesses_Andre_Breton_Paul_Eluard_and_the_Painter_sized.jpg



この下の絵下矢印は彼の作品のなかでも特に有名なものです


1MaxErnst-L%27AngedufoyerouletriompheduSurrealisme1937.jpg



ernst_250.jpg


この上の絵の鳥ですけど、彼の妹は彼の愛鳥が死んだ翌日に生まれてきたわけですが、そのせいで妹は鳥の生気を吸い込んで生まれてきたと信じるようになり、この鳥をモティーフとして使った絵のシリーズは彼の好むところとなりました。

 

 

恋の後悔 失恋  

 

  思想と行為が弾劾し合ひ

 知情意の三分法がウソになり

 カンテラの灯と酒宴との間に

    人の心がさ迷ひます

 

 あゝ恋が形とならない前

     その時失恋をしとけばよかつたのです

 






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Last updated  2009.05.02 18:04:59
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