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鏡の国の落としあな

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2009.05.11
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おはようございます

今日は生憎の雨雨、またランマラソンの予定が吹っ飛び~です、残念失敗

でも昨日はすっごくいい天気晴れでして、近郊のお城めぐりをまたしてきました~。

さてこの古城は、神聖ローマ帝国のフリードリッヒ・バルバロッサが建てたそうです。近くには古い税関もあってドイツ、オランダの境にあるこの地を管理するのに好都合の場所だったのでしょう。

私はバルバロッサときくと、どうもバルバロッサ作戦を思い出してしまうぅ~~~



CIMG0806.JPG1.jpg


CIMG0808.JPG1.jpg

私は個人的にこういう古城が好きです。

というのも、そのまま綺麗に残ってるお城もいいですが、こういう荒れた古城というのは空想の余地がたくさんありますから、空想癖のある私にはこういうところを歩きながらいろんな想像をしながら、古い過去に想いを馳せながら歩くのが好きなのです。

その横にはライン川にオランダからのクルーズ船が走っています。

荒れた古城の横に昔からずっと流れるライン川、そして今は観光船が走っています。

どんな歴史がこの城にあったか、それでも川は今も昔と変わらず流れる、そしてこれからもずっと・・・・・・


CIMG0801.JPG1.jpg

 このあと、ライン川沿いを少し散歩しました。

さて古城の次はこういう可愛いお城です下矢印


CIMG0821.JPG1.jpg

お城の前では、らいよんさんが番をしています。

CIMG0824.JPG1.jpg

ついでにこのワンちゃんも番犬です・・・というのはウソで、中に入ってお城の内部を観ているご主人様をず~っとケナゲに待っています。

このワンちゃん、日本語ができるようで、「お~い、そこのワンコちゃん!!」って声かけるとこっちを向いてくれましたうっしっし



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お城の庭では躑躅がいっぱい咲いています。

私の大好きなバラの季節まではあと一ヶ月の辛抱
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この本当にかわいらしいお城ですが、このお城を建てたプファルツ選帝侯、カール・テオドアは、自分の日常の激務から一休みするために、当時はまだ草原だったこのデュッセルフドルフ郊外のこの地にこのお城を離宮として建てました。

が、当の本人はこのお城に滞在したことは一度しかなかったそうです。

奥方は彼が18、彼女が21のときに結婚した従姉弟同士で、この結婚はうまくいきませんでした。

奥方がやっと妊娠したのは結婚してからなんと20年後、彼女はすでに41歳、しかもその赤ちゃんは帝王切開などなかった当時、鋏のようなもので頭をはさまれてそのときにできた傷がもとで生後まもなく死亡。

その間、夫である選帝侯は2人の愛妾に7人の子供を産ませており、結局この二人は離婚。

そして2度目の妻には、なんと17人もの子供を産ませています。

この可愛いお城は結局このあと何度も空っぽ状態、その後プロイセンがこの城を居城としたこともあったようですが、結局前世紀初めにこの市にこのお城を売ったそうで、今現在は財団の管理のもと、一般公開されてます(ガイド付きでないと内部の見学はできません)。

どうもこのお城を世界遺産に、という声もあがってるようですが、私個人の意見としてはこのお城には歴史がないので、世界遺産にならない理由はそこにあるのでは?って思います。ま、私の勝手な意見ですけど。

お城の池では鴨の赤ちゃんがいました。可愛いです下矢印


enteUnbenannt1.jpg


初め鴨のお母さんと、赤ちゃんは芝生のところで休んでいたのですが、そこへカラスがやってきました(カラスは休むだけだったと思うけど)。

そしたら、鴨のお母さん、必死のすごい形相と声でそのカラスを追っ払うのです。

カラスはあっけなく退散ダッシュ

母親ってのは本当、必死で自分の子供を守るものなのですね~、なんだか感動。

と同時に昔みた横浜大空襲の写真、自分のしたに赤ちゃんを必死でかばって抱いて、焼け焦げて死んでしまったお母さんの写真をふと、思い出しまして涙ぽろり


entenbaby.jpg1.jpg

 

このあとは、いろいろ迷った末ドルトムントへ行こうということになったのですが・・・・なんだか、アラブ人以外な~んにもない町でございました雫

これなら最初っからクレーフェルトへ行ってればよかった~って思いましたが、ま、ドルトムントもどういうところか見てみたかったので、ま、一度見たってことでよかったってことにしておこうしょんぼり

 

ぺんぎんおまけぺんぎん

エビフライの立ち食ひ雫

下矢印

 






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Last updated  2009.05.11 22:25:52
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