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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ドイツ、ヨーロッパの日常生活
さて、昨日は私の誕生日でありました。 皆様、お祝いのお言葉どうも有難うございました。 風邪が残念なことにしぶとく、なかなか治りませんで、昨日の晩はお食事一体どうなることか、と朝から心配でした。 延期しようかと思ったものの、せっかく愚痴られながらも休み取ったのにもったいない~という気持ちと、いろいろ考えてくれてあるであろう彼氏君にも申し訳ない、という気持ちとで結局頑張って出かけることに。(← でもこのせいで、けっこうトンでもないハメにあうのですが・・・・それは後日また。) で、プレゼントのひとつは、小田和正さんの楽譜でありました。 なぜこれかというと、私が以前ピアノでよくオフコースをぽろぽろ弾いてたので、楽譜があったら簡単だろう、そしていっぱいピアノを弾いてほしいから、ということだそうです。 有難うね~。 実は私は、大抵の曲は何度か聴いたら楽譜無しで弾けますので、楽譜は不必要なんです でも気持ちが嬉しいですね。わざわざ日本から取り寄せてくれたことだそうだし。 しかし、楽譜をもらうと弾いてしまいたくなるのが音楽家の悲しい性です、さっそく弾いちゃいました。 「言葉にできない」「さよなら」、等の有名な曲をせっかくなので弾いてみましたが、オリジナルと出だしがかなり違いますね。 あとこういう類は楽譜にするとどうも簡単すぎるので、自分でちょっとアレンジを加えたりしながら、なるべくオリジナルと同じように弾くとなかなかの出来映えでした・・・・・と自分で褒める。 さて、いよいよお待ちかね?のディナーの時間です。 「どういう格好していったらいい?」と聞くと、「普通でいいよ」という返事が返ってきたのでそのままのジーパンにしようかと考えましたが、ちょっと思うこともあって一応黒の上下にヒール、という格好にしました。 ふと横を見ると、相棒もなんだかんだいいながらネクタイしてるではないですか。 結局、二人そろっておめかししたんですが、これで正解でした。 というのもそのレストラン、行ってみてビックリのすっごい高級だったんですよ。 ジーパンなんかで行ったら恥かくところでした。 郊外でおりて、バスの停留所からそのお城のある森までちょっと歩く、とは聞いてましたが、まさかですね、歩道もないところの車が時速90キロで走ってる道路の上を歩くとは思いませんでした。 もう横をびゅんびゅん、車が飛ばしていくのですよ。 車にしても、まさかあんなところを歩行者がいるとは思ってもないだろうに。 普通、あのような道路はいくらなんでも歩かないでしょ。でもそこを歩くところが私の彼氏君の彼氏たる所以なんですけども。 「怖いよ~、まだ着かないの~~~~???」と冷や汗かきながら歩くこと、15分くらいでやっと着きました。 あんなスリルのあるウォーキングを誕生日に出来て、まったく光栄でございました。 そのお城は周りを水堀に囲まれて、静かな森の中にあります。 駐車場の車もけっこう、高級車ばっかり。 大丈夫なんかな~~~~(← お値段のほうよ)、と一瞬ひるみながらもお城の中へ入っていきます。 で、中は古いお城をモダンに綺麗に改装しておりました。
中には、スーツ姿のオジサマ方がわんさかおりまして、自分がジーパンで来なかったことを、本当によかった~と思いました。どうも、どこかの弁護士会の集まりだったようです。 レストランがある方向に向かっていくと、礼儀正しい慇懃なウェイターのお出迎え。 案内されてレストランの中に足を踏みいれると・・・・・・・
これだ!!!
しつこいようですけど、本当にジーパンで来なくてよかった。 席に案内されると、もう一人のウェイターさんが出てきて、椅子を引いてこちらが腰掛けるのを待ってくれるのです。で、腰をかけると同時に椅子を押してくれるのですが、こうされると私はどうも、小学校のとき以来のトラウマで、今にも椅子が後に引かれそうで、実は落ち着けないんです。 ありましたでしょ、そういういたずら。 まぬけな私は何度もひっかかり、何度もシリモチをついたのであります。 で、それを思い出すので、けっこう椅子を引かれると座るのがいまだに怖い、というナサケナイ有様。 座るとすぐに、「アペリティーフ(食前酒)は何になさいますか?」と聞かれ、私はスパークリングワインを注文。 相棒は、普通のレストラン(こちらは食前酒ではなく、すぐに飲み物のほうを聞いてくる)のときと同じようにカン違いしてなんと 「ビールをください」 と、言うではありませんか。 一瞬ひるんだものの、すぐに体勢を立て直し、笑顔で「ビールですね」と、言ったあのウェイターさん、さすがのプロ。 「食前酒はナンですか?って聞いたんだよ。なんでそこでビールや。ウェイターさん、一瞬ひるんでたで」 「だっていつものように飲み物を聞いてきた、と思ったんやもん」 とかなんとかあったものの、ディナーはスタート。 まずメニューが配られ、そこで一瞬呆然・・・・・・・・・・・・ で、この続きは長くなるので次回にしたいと思います。 お楽しみに~~~~~~
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Last updated
2009.10.02 01:35:45
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