きやまんのひとり言

昨年傘寿を迎えたお友達から寒中見舞いのお返事が来た。
私にとっては一番高齢の方、お元気かと気にしていたが
やはり体調がはっきりしない様子。
その上、お正月早々ご主人が倒れて救急入院をされたとか。
原因不明で未だはっきりしない様子。

最近は夫婦だけの家族が多く、どちらか一方が入院されたら
どれ程心細い事かと彼女のお便りを見ながら
他事ながら案じている。

昨年末から急に弱って来た母は殆んど何も出来なくなって来た。
今も母の昼食の世話をして、父の病院へ洗濯物を取りに行って来た。
何も解らない父はぼんやりと天井を見上げていた。
何を考えているの？私がわかる？
話しかけても反応がない父の手を握り頬をなでて
布団をかけながら「なんでこんなになったの？」と。
ついつい愚痴がでてしまう。

解ってくれなくても、話が通じなくても
又来るからね！と自分に約束をして病院を出る私。

朝からの雨が雪になり今は冷たい雨が降っている。
袋いっぱいの洗濯物を持って傘をさし、
手も身体も凍ってしまいそう。
どんよりとした空を見上げ足早に帰宅を急ぐ私。