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カテゴリ:飲食百態
月に1度訪れる焼き鳥屋S家は、グラマーな女将さんが1人で切り盛りしていて、メニューこそ多くはないけれど、ちょいと濃い目の味付けが病みつきにさせる。
この店で僕が食べるのは、酢だことシロ、カシラの三種の神器で、ほかのものを注文する代わりに、この3種を再注文することの方が多い。 今夜は、店の小料理屋のオープンを間近に控えているMちゃんと入店。女将さんは僕を見るなり、「酢だことシロね!」と呼応する。 そうそう、僕がこの3種にこだわる理由は、味のほかにその色合いがある。味の素をちょこっと振りかけた酢だこは、紅白のおめでたさ。シロとカシラは若干の焦げ目のついた暖かさがあって、3皿並べると幸せこの上ない。 で、女将さんは「そろそろ熱燗ね。そうそう、ぬる燗だったわね」と気を回してくれる。こんなありがたみを、およそ2000円で味わえるのだから、世の中平和である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.12 17:05:44
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