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カテゴリ:飲食百態
魚料理は、和食が1番だと思っている。刺身、煮魚、焼き魚。どれをとっても洋食料理や中華料理じゃ真似ができないと確信している。
とある総会後の宴会。会場は洋食レストランで、時折洒落た料理を出してくれることで根強い人気がある。 そこで出てきたタイのカルパッチョ。周りにいた人々を制して、「ちょいと写真だけ撮らせてね」と1枚撮影。 ここで、僕としてはこのカルパッチョを食べ、「ああ、やはり刺身か焼きで食べたかったな」と言う予定だった。 悲惨な事件が起きたのはこの直後。僕の近くにいたおじさんが、大きなくしゃみとともに食べかけの未消化食物を放出してしまったのである。せっかくのタイのカルパッチョの中に、カツやらフライが入ってしまい、そら恐ろしいカルパッチョにパワーアップしてしまったのだ。和食も洋食も論じられない状況で、僕はただひたすらにお酒を飲むしかなかった。 しばらくして、僕の前に「かっちゃんも食べろよ」とこのカルパッチョのお皿が回されてきた。「あっ、どうもどうも」と言うだけ言って、そっと隣にこの皿を回したら、そのおじさんはぺロリと食べてしまった。 で、「かっちゃん、この魚なんだろな?」と聞いてくるので、「おそらくタイだよ、それ」とは言ってみたものの、「あんまりおめでたくないタイだな」と目頭が熱くなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.01 13:54:40
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