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カテゴリ:飲食百態
ロードサイドのチェーンレストランよりも、場末の食堂を好む僕としては、よほどの理由がない限りチェーン店に寄り付くことはない。
第一に、版で押したように「いらっしゃいませこんにちは」みたいなマニュアルが嫌いだ。レトルトを温めて食べさせるような怠惰な姿勢が嫌いだ。 そんな折、後輩A君が、「最近国道沿いにできたレストラン、結構いいっすよ。きょうの昼飯、そこに行きましょうよ」という。聞いてみると、「あっ、あの店はチェーン店ではないです」とのこと。 これがランチメニューだが、入店時に話をさかのぼると、「いらっしゃいませ、こんにちわー。お客様は何名様ですか?」という対応。メニューを見ると、「○×」の店名の後ろに、しっかり「□▽店」と記されていた。 「おいA君、ここチェーン店じゃんか。こういう店、大嫌いだって知ってるでしょ?」 「はあ、そうだったんだ。どうりで同じ店名を見たような気がしたんだよな。でもいいじゃないですか。美味しいんだから」。 おいおい、そんな姿勢じゃダメだぞ、おい。と言いたかったのだが、確かにこのチェーン店のランチ、美味しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.31 05:47:40
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