|
カテゴリ:釣り道具百態
地元の商店街で、毎年秋に開く骨董市に行ってきた。
なにやら怪しい品々が、あたかも「わしゃ骨董品でござる」と言わんばかりに鎮座しているが、どう見ても埋め立てゴミにしかならないようなものもあって、このまま放置しておけば「ゴミ屋敷」ならぬ「ゴミ商店街」になりゃしないかと心痛めた。 と、そんな中にも釣具があって、ほろ酔い加減の僕の心をくすぐるのだ。 気になる1品は、「鮎竿1万円」だった。 竹製だが、見るからにヘラ竿だ。よし、ここはひとつ店主をからかってみよう。 「お父さん、これどう見ても鮎竿じゃないよ。こんなに短いわけがない。それなのに『鮎竿』なんて書いたら偽装表示だよ。えっ?じゃあ何の竿かって?そうだな、こりゃおそらく子ども向けの清流竿だな。よし、僕が買ってやろう。いくら?1万円?おいおい、鮎竿でもないのにその値段はないよ。ん?8千円?ダメダメ。4千円なら買ってもいいけど?OK!じゃ、千、二千、三千…あれ?あと小銭しかないや…えっ?3千円でいいの。ありがとう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.10 10:20:33
コメント(0) | コメントを書く
[釣り道具百態] カテゴリの最新記事
|
|