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カテゴリ:渓流釣り百態
去年の秋、骨董市で手に入れた竹竿は、売っているおじさんが「釣りのことはサッパリわからねえし」という素人で、おまけに僕も酔っていたので、「鮎竿1万円」を「手持ちがないから3千円」で値切った代物だ。その時はヘラブナ竿かと思っていたのだけれど、部屋の隅にほったらかしておいた竿を偶然発見してよくよく見たところ、どうも渓流竿のようなのだ。売る方も売る方、買った方もしかりの誤解の賜物だった。
で、どうせなら竹竿の釣り心地を楽しんでみようと川に出かけた。下流域は鮎釣りの人々でにぎわっていたけど、上流はフライマンが1人。竹竿診断の僕は餌釣りだから、ゆっくりと遊べそうだぞ。 さすがに、竹竿はちょいと重い。仕掛けのコントロールも難しい。けど、魚が釣れると竿全体がきれいに曲がって面白い。こりゃ、いい買い物したぞ。 一番の大物は、30cmを超えた大ヤマメ。 竹の弾力とパワーを十分味わえた。3千円の竹竿だけに、さんぜんと輝くのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.26 21:01:39
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