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カテゴリ:飲食百態
信州望月宿は、その昔朝廷に馬を献上した歴史から「駒の里」と称している町で、近頃は雁喰(がんくい)味噌を使った「駒月みそかつ丼」を売り出し中。個人的に、味噌には朝の味噌汁で数十年お世話になっているし、かつには何かと恩義を感じているので、食べないわけにはいかない。
昼時、建設業に従事すると思われるおじさん、おばさんらが「まずは生ビール」と注文する大きな声がこだまする食堂Nに入る。 本来、駒月みそかつ丼を食べるのがスジなのに、同行者のA君が「私はオススメの鳥飯にします」とブレたので、僕は「オススメ」と記されていない「スタミナ重」を注文してしまった。当初の目的から大きく外れたことが、実は大正解。 このスタミナ重の豚肉は、雁喰味噌を使っているのでコクがある。その上に乗った卵の黄身は、「駒月」をイメージしているかのよう。これがこの料理のミソか。 食後、おばあちゃんがアイスコーヒーを持ってきた。馬というよりはもうちょっと太めの家畜を連想させるが、それが親しみをわかせてくれる。今回は味にこだわったので、次回は面食い味噌料理を食したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.11 11:54:14
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