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カテゴリ:湖沼百態
今シーズン初めて、へらぶな釣りに出かけた。
自分ではまったく縁がないと思っていたへらぶな釣りだけど、いざやってみると、簡単なようで難しい。これがなかなか奥深い。 うきが沈み、上がり始めてきたところで当たりが出る。実に、完成されたシステムだ。ほーら、来た来た。 合わせた瞬間、魚がジャンプしたので「なんだ?」とあせったが、その正体はハヤだった。 よほど腹を空かせていたのか。それにしても、高原の湖で一人釣り糸を垂れていい心持ちになっていたのに、ハヤバヤとハヤが釣れるなんて幸先悪い。 自分で配合した餌をつけ、再び投入。餌の重さでうきが沈み、餌が溶けかかってくると、ジワリジワリとうきが上がる。この一瞬に、ピクッとうきが沈んで魚から「おーい、食ってるぞ」と返事が来る。 今度はマブナだった。頭に来る。 そもそも、きょうは午後からゆっくり家を出てきたので、釣り場に着いたのは4時頃。2時間程度で帰る予定が、このままじゃへらぶなが釣れるまで帰れないぞ。 周囲には誰一人いない湖。ウグイスの声がいつしかカラスの鳴き声に変わる頃、ようやく納得の魚信。 35cmはあるかな。 いつもは動きの釣りが多いけど、この釣りのスタイルはじっと座っている静の釣り。でも、うきから目は離せないし、餌の湿気には気を使うし、こう見えてかなり忙しい。 帰り道。千曲川上流の様子を見たら、増水した形跡があった。明日は昼からイベントのお手伝いがあるので、久しぶりに早朝渓流に励みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.25 12:22:03
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