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カテゴリ:渓流釣り百態
鮎解禁を前に、漁協が稚鮎を盛んに放流している。それはそれで結構な話なのだが、喜んでいるのは僕だけではない。おそらく、あふれかえるほどの餌をもらい、渓流魚たちも大喜びしているに違いない。そこで、今週末は稚鮎攻撃で大漁旗を掲げたい。
早朝から小海町を流れる相木川に入り、でっぷりとした渓流魚を狙ってみる。 予想は的中。稚鮎ルアーへの反応は予想以上である。 決して魚影は濃くないポイントで、1時間で7匹は上出来。一方、同行者のIさんは餌釣りで「食料確保」に臨んだのだが、食料はなかなか届かない。異常なまでの執念が空回りしているといっていい。「もう帰ろうか?」と提案する僕に、「まだ7時じゃないですか!」と欲をあらわにするIさんだが、歩けど歩けど食料は釣れない。 さて、僕はというと場所を代えても好反応は継続中。ルアーの種類や技術というよりも人間性による釣果か。放流された稚鮎さえ反応し、果敢にアタックしてきた。「超過釣果」である。 食料反応の鈍さに苦戦していたIさんだったが、その後訪れた湖でヘラブナを釣って溜飲を下げた。ただ、これは食べられない。 14時間の釣りに疲労困憊したのか、Iさんは帰路を間違えて高速に乗る始末。釣果に満足して昼過ぎから飲酒をし、車の中でぐっすり眠っていた僕をたたき起こすには、充分過ぎる「超過」運転だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.11 11:18:11
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