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カテゴリ:渓流釣り百態
長野県内でアマゴが釣れる川というと、自宅から一番近いところで茅野市近郊になる。
と言っても、白樺湖を越える50kmほどの道のりは決して「近い」わけでもないけれど、アマゴ圏域のアマゴを釣りたくなると、年に1回は訪れている。 早朝の山道を走ると必ずシカに出くわす。これも釣行の楽しみではあるのだが、生息域を急速に拡大しているというシカの実態を明かしていて、何やら複雑な心境で川に降り立つのであった。 アマゴは、朱色の斑点が美しい。 この朱色があるからアマゴであって、これがないと普通のヤマメだ。釣っても食べても大した違いはないのだけれど、この朱色を見るためにわざわざやって来たのである。「面倒くさいから、ヤマメに赤いシールでも貼ってみるか」では済まされない。釣り人は、自然の摂理と醍醐味には逆らえないのだ。 ちなみに、この川ではイワナも釣れたけど、いつも行っている川のイワナと同じである。 帰りは、佐久方面に延びるメルヘン街道を行く。 道端にはツツジの花が咲いていて、町場との若干の季節の差異を楽しむことができる。シカの姿はなかったが、車が行きかう道路を平気で歩くハイカーに出くわすことができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.01 10:59:03
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