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カテゴリ:飲食百態
この秋は、魚も不漁だがキノコも不作という風向きで、楽しみが「小さな秋」級になっている。
そんな折、浅間山登山口のY君の宿で「送別会」を開くことになった。キノコ自慢の宿だけに、不作ニュースを知りながらも心躍らせながら駆け付けたのだ。食事前の温泉に浸かりながら「ああ、今夜のキノコは何が出るのかな?」と神妙になっていた。 なーんだ、いっぱいあるじゃんか。 中でも、左下方にある紫シメジは絶品で、なんとも言えぬ歯ごたえと微かな甘味が採れたての新鮮さを教えてくれる。この時点で、生ビールから日本酒に転換。 さて、お待ちかね。松茸の土瓶蒸しも来たぞ。 同席のS君が、「ここの土瓶蒸しを食べてから、松茸に対するイメージが変わった」と力説する味。 主のY君によると、「おそらく、今年最後の松茸」とのこと。お山のファイナルファンタジス茸は、鼻孔を膨らませ胸を膨らませ、遥か大空に僕をいざなうのであった。 あっ、そうそう、今夜は送別会であったのだ。ねぎらいのお言葉は、土瓶蒸しの後でね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.17 18:59:17
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