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2008.12.23
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カテゴリ:二輪車(自動)


 昼から雲間に日の光が見え私は山へ行くことにした。
 
 P1090751.JPG

 腰が痛いので乗るつもりは無いが、せっかくの大きな車なので自転車をひとつ、もって行くことにした。道中思ったのは今日は寒いということだ、そんなことは分かっているが問題は薄着過ぎたらしく腹が痛くなってきたことである。無視して登り続けると辺りには雪が積もっていた。自然のサイクルに俺の腹痛などこれっぽっちも関係ないのである。そんなことは分かっているが問題はいよいよ腹が痛くなってきたことである。山頂のトイレに駆け込み○○○をすませば聞こえてくる鳥のさえずり。雲間から日の光が差し、わずかに残っていた雪が融け水となって滴るその音もよく聞こえるほど辺りは静かだった。

 P1090757.JPG

 しかし寒い。このままでは寒いので。寒くないように車内へ駆け込んだ。寒い。暖かいのはエンジンルームだけだ。いまどきの車はちゃんと断熱してあるのだということを痛感した。迷惑な話である。きっとそこには断熱屋の熱い思いが閉じ込められているに違いない。無論その熱い気持ちすら・・・言わずもがな。

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 少し遊歩道に入り冬の山の景色を楽しんでいた。腰の痛みのせいで思うように体をくねらせることができず四苦八苦した。健全ならばこの程度のウエットコンディションもなんてことはない。例え足元のグリップがブレイクしようともヒョイと腰を入れれば再びグリップを奪取することができる。そんなことは分かっている、問題は腰が痛いということだ。案の定、私はグリップを失った、健全なら…。私はそのグリップを再び手にすること無く、静かに九千部の山に散った。天を仰ぎ雪融け水の滴るそのまるで私のことなど気にかけない自然の声を聞きながら私は何を思ったのかなんて覚えていない。ふと見ると赤い実があったので撮ったという写真が↑だ。

 もういい!一瞬私の脳裏をよぎったのは河川のS字だった。私は帰ることにした。せっかく持ってきた黄色ジャイアントも今日は良いとこなしだ。

 P1090771.JPG

 S字の泥を払い、私は走り続けた。残った泥は走ることによってのみ取り除くことができるという奇跡の泥なのだから。私は走り続けた、きっとmtgcが現るに違いないそう信じていた。しかし私も落ちたものだスロットルを開けられない。走りそのものがギクシャクしている。自分で分かるほどだから、傍から見ればよほどであったろう。しかしどんなに下手かろうとまじめに丁寧に練習する者を、河川に来る人は笑いはしない。私は初心に帰ってSPADAを操ろうを走り続けた。mtgcは現れた。土手の上を走っていく…。奴は…行ってしまった。信じられない、まさか俺を無視して行ってしまうとは考えもしなかったが。

 奴は暇い。そんなことは分かっている。問題はさらに暇をもてあましている奴がいるということだ。kytk、彼こそはmrc随一の暇人。そんなことは分かっている。何も問題はありゃしない。

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 krtm。彼もまた暇なのだと言う。まるで学ランのように黒く統一した服に学校指定のような白い靴。なにやら冬季休業中の旅について模索しているようだ。

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 日が暮れる。帰ろう。

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 あかあぺがセルボを押しに来ていた。彼もまた暇なのである。





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Last updated  2008.12.23 19:34:37
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