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テーマ:愛犬のいる生活(77312)
カテゴリ:わんこ
絶句しました。 「・・・それは死ぬと言うことですか」 「今すぐとは言いません。 でも このまま肥大が続けばいずれ死にます」 実感がわかず、黙り込むしかありませんでした。 獣医の言うには、人間でも「スポーツ心臓」という症状があって 激しいスポーツを続けると 酸素をより多く運ぶために心臓が肥大するそうです。 そして、肥大症の人間は、一般的に言って長寿は難しい、とのこと。 同じことがイブの体に起きていました。 小さいころ、成長期に走らせすぎたのです。 お外が好きで、嬉しくて嬉しくてはしゃぐイブを 疲れるまで走らせてしまったからです。 愕然としました。 私たちの不注意でイブに重大な病気を招いてしまった。 言葉は出ませんでした。 獣医さんが「ほうっておくとかなり寿命は縮みます。特効薬はありませんが サプリメントと特殊なフードを続けることで ある程度の症状は抑えられます」 とおっしゃったので、それ以来ずっとイブの食事は治療フードです。 今も、毎日薬を飲んでいます。 それでも、毎日凄く苦しそうに寝息をかきます。 疲れやすくなったし、胸の辺りを触ると痛がります。 胸の部分は明らかに胸郭が広がり、張っています。 昨夜も寝ている間に苦しそうにうなり続け、両親は飛び起きて背中をさすりました。 呼吸音に雑音が混じれば札幌の病院まで車を走らせる、と言いましたが 幸い 落ち着いたのでそのまま様子を見ています。 心臓は今も肥大化しています。 そして肥大した心臓が 呼吸器官を圧迫しています。 喘息のように呼吸にぜいめい音が混じります。 月に一度の検診のため、母は車で4時間の距離の病院へ日帰りしています。 信用できる獣医が この辺りにはいないからです。 なにかあった時には、夜中も車を飛ばしました。 それでも、イブはここまで頑張ってきました。 小さな体で、一生懸命生きています。 もうすぐ10歳。 本当によく頑張ったと思います。 正直、あと何年、一緒にいられるかなぁと言う考えはよぎります。 症状は悪化の一途をたどっています。 でも、最後のそのときまで、家族みんなで一緒にいようね、と 一日一日を大事にしていきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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