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2005.09.16
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カテゴリ:コーチング
に:ではでは、さっそく声をかけてみましょうか。
私:はいっ。  …かけました!
に:どうですか?
私:よく分からないですが、「フンッ」って感じ…かな~ たぶん…。
  とりあえず、態度がでかい人でした。
に:どんな感じで話しかけたんですか?
私:『…どうも』
に:相手は?
私:『はいどうも』  おわり。
に:相手に、会話をする意志は?
私:あるような、ないような。
  しかし壮大なファーストコンタクトでした‥。
に:そうですねー(笑) 他に、なにか切り口はありそうですか?
私:初めてのことで、うまくイメージができんですね。
  大体、あくまでイメージであって、本当に私の頭の中にそういうのがあるかどうかも分からないのに…
に:そうですねー。ではでは、この件はどうしましょうか?
  きいさんが次のテーマに移ったほうがよければ移りますが、いかがですか?
私:しかし、こうなるとどこまでイメージできるのか気になるのも事実。。
  イメージって自分から「出す」ものだと思って生きて来たけど、
  「空想の世界が、現実の私のイメージする声に勝手に反応する」って、
  一体どういうことでしょう…。そういうことって、あるんでしょうか。。
に:あるんじゃないですか?
私:軽いですね…


に:ところでそのイメージは、きいさんの中にあっていいものですか?
  それとも悪いもの、どちらの感じでしょう?
私:う~ん… あるのは嫌だけど、無いとそれはそれで困りそう。
  ある意味、重要な部分を握ってるような気がしてきました。
  それでやっぱり、もう少しいけそうな気もします。
に:会話ですか?
私:今すぐは無理だけど、時間をかければ何かが浮かんでくる気が、、するんですよね!何となくだけど。
に:ほお。それでは、いろんなアプローチで話をしてみますか?
  ケンカ腰で行ったり、泣きで迫ったり。
  彼女の好きそうな物を持っていくとか、寝転がって話をしてみるとか。
  仲介役として、僕を間に挟んでもいいですよ。
私:わはは!そこまで!できるかな~(笑)

私:しかし小さいとはいえ、これは“もうひとりの自分”という部類に
  入るんでしょうかね。そしたら「もうひとりのきい」…?
に:そうかもしれないですよ。人間だれでもそういうのはあると聞いたことがあります。
私:そうですか~。もう面倒なので、名前も「きい2(ツー)」にしちゃおっと。
  呼びにくいけどいいか。

私:しかしありえないですよ。
  なんで私は、‘コーチングで、頭の中にもう一人の自分を発見!’なんてことをしちゃってるんだろう…。
に:ま、そういうもんなんじゃないですか?
私:にいにいさんは、軽いのか軽くないのか分からない人ですね。

そうして私はこの日から1週間、おかしなイメージをし続けたのでありました。

-つづく-





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Last updated  2005.09.17 00:52:35
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