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あん子は、高校を卒業した。
私の高校時代と比べると たいへん充実した日々では なかったか。 好きな音楽で 相対的な特技のバイオインを 生かしての 高校生活ではなかったたか。 学業は、そこそこやりとげた。 但し、遅刻が著しく多い。 なんと遅刻が3年生の数値をでは 40回位だった。 私は、子どもの遅刻、さらには欠席には うるさく言わない。 怠惰の生活の遅刻ではなく、 体調の管理の遅刻であり、 わたしより、要領のよさを身につけて欲しい 思っていたからだ。 ところで、私の方針を理解して 公立高校の音楽科を受験しここに通った。 学校がこんなに不便なところにあるとは思わなかった。 私学の音楽高校ならば、30分で行けるが 1時間30分もかかる。 ときどき音楽高校ではなく 普通科に行けばよかったといっているが、 普通高校だと、音楽は独学になった筈だ。 しかし、通った学校は普通科、美術科、書道科のある 特色がある。 しかも、公立の高校であり、私学の音楽単科高校では 体験できないことがあったと思う。 管弦楽部では コンサートミストレスを 体験したり、 みんなに支えられた筈だ。 あん子と話すと ユニークな子に育ったと思う。 自分の意見をそれなりに根拠もって述べる。 ・・・・・・・ あんことの音楽との出会いは 1~2歳のときに与えたテープ付の童謡カートだ。 字も読めないが カードの絵をみて カセットをラジカセに入れて 朝から晩まで 童謡を歌い 100曲以上の童謡を 覚えてしまったと思う。 ・・・・・・・・ 先日、 二人でカラオケに行った。 森山直太郎の 「さくら」を 歌った。 私は相当に練習をしたつもりだ。 86点だった。 おんこは 初見で91点だった。 ・・・・・・・・ 子どもが成長していく。 この手に抱いた 小さなか弱い生命 誕生したとき 高校卒義まで18年か 私は○○歳になっているか。 長いなあ。 それから、毎年人間ドックに通った。 今から、思うと 短かったなあ。 狭い自宅で バイオリンの練習の音 うるさいと思ったことは一度もなかった。 私には、ここちよい、子守歌だった。 4月からは 大学生だ。 入学式には、来ないでといっている。 明日に生きるあん子 もう、わたしたちは、卒業式だろうか。 18年間、感動をありがとう。 旅立ちだ。 がんばれ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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